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イタリアで新たな人種差別騒動が発生 国営放送の中継中にモロッコ代表DFへ侮辱発言

5/8(月) 14:40配信

Football ZONE web

「Rai」がユベントスDFベナティアへの、スタッフの発言を謝罪

 ペスカーラのガーナ代表MFサリー・ムンタリが、敵地カリアリ戦で観衆から人種差別的なチャントを受けて主審に抗議したところ、逆に2度の警告を受けて退場させられる事件が起き、物議を醸しているセリエA。今度はイタリア国営放送が、ユベントスのモロッコ代表DFメディ・ベナティアに対する人種差別発言で謝罪をする事態が起きている。

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 ベナティアは6日のトリノ戦で、1-1のドロー後にイタリア国営放送「Rai」のインタビューに応じていたが、突如話を打ち切った。そして「どの愚か者が話しているんだ。あいつらは僕のことを『モロッコの小さなクソ野郎』と言っていたんだ」と、ベナティアは激怒していた。イヤフォンから、同局スタッフのベナティアに対する罵詈雑言が聞こえていたという。

 国営放送自ら人種差別の根の深さを明らかにしてしまったRaiは、謝罪文を発表した。

「Raiはカルチョ・シャンパーニュの番組内でユベントスのベナティア選手を人種差別という後悔すべきエピソードに巻き込んだことを心の底から反省しています。この発言は幸運なことに、視聴者には届きませんでした」

「我々の社員によるものではないと…」

「Raiはこの事件の責任者を特定するために必要な調査を行なっています。現時点ではこの許せないフレーズは、我々の社員によるものではないと言うことができます。調査は続きますが、状況の深刻さを考慮して、Raiは選手とクラブと完全に連携している」

 人種差別発言をしたのは、現時点では同局社員ではないスタッフだったと主張している。ベナティアは今季バイエルンから期限付き移籍で加入したが、ボヌッチ、バルザーリ、キエッリーニら猛者揃いのセンターバック陣を擁するユーベでは、公式戦17試合の出場に止まっている。この事件は英公共放送「BBC」も報じるなど、イタリア国外にも波紋を広げている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/8(月) 18:01
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