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最近笑ってない、よく眠れない…男性にもある更年期障害。女性を“口説く”のも改善の糸口って本当?

5/8(月) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 男性にも更年期障害がみられるそうだ。あまり耳慣れない言葉であるのは、一般的に、更年期障害は「女性特有の症状である」というイメージからだろう。しかし、男性にも当てはまるというのは、タイトルそのものズバリな書籍『うつかな? と思ったら男性更年期を疑いなさい』(堀江重郎/東洋経済新報社)である。

 この本が対象とするのは、主に40代~50代の男性が中心。ただ、早ければ30代からその兆候がみられる場合もあるという。では、何が原因で男性が更年期障害に陥ってしまうのだろうか。いくつかの対策も含めて、その内容を紹介していきたい。

◎最近笑っていない……日常のわずかなきっかけが予兆かも?

 女性の更年期障害は主に、閉経期に「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンが低下し、自律神経に影響を及ぼすことから症状が出るとされている。その発症時期はおおむね、生理がなくなる閉経の前後5年以内だという。対して、男性の場合は「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンの低下から引き起こされる場合が多く、症状が出ても気づかず、女性と違い長期化する可能性もあるそうだ。

 例えば最近、以下のような自覚症状に悩まされる人はいるだろうか。

「最近笑っていない」
「新聞が読めなくなった」
「よく眠れない」

 ほんのわずかな一例ではあるものの、これらの症状がある場合にはテストステロンが低下している可能性があるという。また、本書の31ページにある「AMS調査票」や泌尿器科での採血などにより、より細かな診断を受けることも可能だ。

◎男性更年期の主な要因は“幸福”の鍵を握るテストステロンの低下

 ここでもう少し、男性の更年期障害の要因とされるテストステロンについてふれたい。男性ホルモンの代表格とされるこの物質は、本来「骨や筋肉を作り、強さを保つ」「性欲や性機能の源」などのために機能するものだ。ただ、誤解のないようにいえば、男性ホルモンと女性ホルモンは、男女それぞれで分泌量が違うことから、便宜上、この呼び方が使われている。

 身体的な影響はもちろん、精神的にも「やる気」「判断力」「決断力」を支えるテストステロンであるが、この物質が体内で低下すると「なにもかもおっくうになる」「やる気がなくなる」といった症状が現れはじめる。また、男性にとっては目に見えて性欲が減退して、しまいには「朝立ち」する元気がなくなるといった現象もあるという。

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