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企業の成長・発展のために活かしたい、若手社員の発想力(川崎隆夫 経営コンサルタント)

5/9(火) 7:04配信

シェアーズカフェ・オンライン

この春各企業に入社した新入社員も研修が終了し、各職場に配属された頃だろうと思います。

筆者の会社でも、いくつかの企業等から新入社員や若手社員を対象とした研修での指導機会をいただいていますが、時々彼らの柔軟な「発想力」に感心させられることがあります。特に最近の若手社員は総じて優秀であり、日頃から様々なことに問題意識を持っているせいか、ユニークなアイディアを発案する人も増えています。

■若手社員は単なる「労働力」なのか
しかしながら、一部のベンチャー企業等を除き、若手社員の「発想力」や「感性」を、新製品開発や新規事業開発などの領域で活用している企業は、未だ少数に留まっていると感じます。その一因として、各職場においては、新入社員を含む若手社員は貴重な「労働力」「人手」であり、新規事業開発領域等における「戦力」としてはカウントしない企業が多いことが一因だろうと思います。

確かに新入社員を含む若手社員には、新商品や新規事業などのアイディア創出よりも、早く仕事を覚え、職場で戦力になってもらわないと困るという職場の事情があるのは、致し方ないことだと思います。

一方で、企業の経営革新や組織の活性化を促進するため、まだ業界の慣習等に染まっていない若手社員の「柔軟な発想力」を、もっと活用する機会を増やしたほうがよいと感じる場面があることも少なくありません。特に高齢化の進む中小企業において若手社員の発想力を活用することは、今後生き残っていく上で、必要不可欠な要素になるのではないかと感じます。

■事業アイディア等を創出する上で必要とされるポイント
新商品や新サービス、新規事業等の開発を成功させるには、ユニークなアイディアの創出が求められます そのためには、以下の3点を意識しておくことは必要とされます。

1「ゼロベース」で考えること:
先入観を持たず、固定観念や慣習、前例、常識等を疑い、まずは顧客の視点に立ってゼロベースで発想する。

2.無責任であること:
「この事業アイディアで利益は上がるのだろうか?」「このアイディアは、自社で商品化できるのだろうか?」などと余計なことは考えず、まずはあらゆる制約条件に捉われず、自由に発想する。

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