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シャラポワ、“格下”に屈辱で闘志に火「これでグランドスラムでもっと優勝できる」

5/9(火) 13:04配信

THE ANSWER

「私は勝負師」、ペテン師批判の因縁対決に苦杯も強気崩さず「落胆こそ私の原動力」

 テニスのマドリード・オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス2回戦でマリア・シャラポワが元世界ランク5位の「妖精2世」ことウージニー・ブジャール(カナダ)とフルセットの激闘の末に5-7、6-2、4-6で敗戦。ドーピング違反で15か月間の出場停止処分を受けていたシャラポワはブシャールから戦前に「彼女はペテン師」と糾弾。テニス界から永久追放を訴えられる事態となり、元世界ランク1位のシャラポワは「私は格上」と主張していたが、“新旧妖精対決”で苦杯を舐めさせられる結果となった。

【動画】遺恨バトル決着&ぎこちない握手の瞬間をWTA公式ツイッターが紹介

 出場停止明けのシャラポワは世界ランク258位。一方、2014年ウィンブルドン準優勝のブシャールも近年の不調から60位と順位を落としていたが、各国メディアが「今年最大の遺恨試合」と大注目した死闘は、2時間51分に及ぶ名勝負となった。勝敗が決した瞬間、観衆のスタンディングオベーションも起きた。

「2017年シーズンのベストマッチの1つ」と称賛したWTA公式サイトでは敗れたシャラポワのコメントを紹介している。

「私は絶対に第1セットを大事にすべきだったと思うわ。ブレークされて少し落ち込んでしまった。第2セットに流れを変えることができてハッピーよ。ベースラインの内側でアグレッシブになれた。第3セットは同じようなパターンにはまり込んでしまった。チャンスを作って、ブレークポイントを迎えても、今日は取り切ることができなかった」

 シャラポワはこう試合を振り返った。サービスに苦しみ、ダブルフォルトを9回記録し、勝負所でポイントを落としたことが敗因だったと分析している。

「もちろん落胆」も強気に宣言「これでトーナメントやGSでもっと優勝できる」

 戦前の舌戦から因縁の美女対決は大きな注目を集めた。「私が格上」と元女王は誇りを示しながらも、「妖精2世」の異名を持つブシャールに敗れてしまった。

「もしも、私がここに座って、テニスの試合に負けて本当に幸せです、なんて発言をしていたなら、自分自身を心配しなければいけない。どんな相手と対戦しようと、何回戦だろうと、グランドスラムの1回戦、あるいは決勝であっても、皆さんは私が凄まじい勝負師であることをご存知だと思う。毎日、何時間もトレーニングしていたのは、最終的に試合に勝つためです。今日はそういう日ではなかった」

 ブシャールとの因縁の試合に負けたシャラポワは悔しさを爆発させた。復帰戦となった4月のポルシェ・グランプリ(シュツットガルト)では準決勝敗退。今大会は2回戦負けとなったが、ここで終わるつもりはない。

「もちろん、私は落胆している。それこそが私をより優秀な選手にさせてくれる原動力。これでトーナメントやグランドスラムでもっと優勝できると思う」

 ペテン師呼ばわりした“格下”のブシャールに敗れたが、2014年の全仏オープン以来の6度目のグランドスラム優勝を強気に宣言。屈辱を味わい、元祖妖精の闘志に火がついたようだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:5/9(火) 13:04
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