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他の女性との決定的な差。男から見た“モテる女の条件”とは?

5/9(火) 5:20配信

東京カレンダー

―美人じゃないのに、なぜかモテる。

あなたの周りに少なからず、そういう女性はいないだろうか?

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引き立て役だと思って連れて行った食事会で、全てを持って行かれる。他の女性がいないかのように、彼女の周りだけ盛り上がる。

「クラスで3番目に可愛い」と言われる化粧品会社勤務・莉乃(27)も、まさにそんな女だった。

莉乃が意中のデザイナー・健太郎とのイベント準備に復帰することを知ったモテない美女・陽菜。焦りから健太郎を呼び出し、勢いで告白をしてしまう。その次の日の朝、六本木で2人が一緒に歩いているところを目撃した莉乃。ショックのあまり、先輩の真央に相談するが…。

なんで、莉乃のことが気になったの?

「それで莉乃、2人に気づかれる前に、わき道に隠れたらしいの」

真央は真剣な面持ちで、莉乃から聞いた話を平岡に語る。

莉乃から「健太郎さんと陽菜さんが朝帰りしているのを見てしまいました…」と泣きそうな顔で相談されたのは、今週頭のこと。

できれば陽菜に聞いてあげたいけど、わたしも陽菜と気まずいし…とモヤモヤしたあげく、真央は大学の同期・平岡に相談することを思いついた。

―人事系のコンサルしてる平岡君なら、何かアドバイスをくれるかも!莉乃や陽菜のことも知っているし。

平岡にLINEを送ると、すぐに「じゃあ今週の土曜日に、肉でも食べに行くか」と真央の家からほど近い、代々木の『格之進Rt』を予約してくれたのだ。

「莉乃ちゃんは、そんなに健太郎って人のことが好きなんだね」

ひとしきり真央の話を聞いた後、ぽつりとつぶやく平岡の声に、ほんのわずかだが残念そうな色が含まれていることに、真央は気づいた。

「平岡君、莉乃のことご飯に誘ってたもんね」

そうだね、と答える平岡に、真央は重ねて聞く。

「なんでお食事会で、莉乃のことが気になったの?」

他の女とは決定的に違う。男を翻弄する女の条件

真央への答えを探しながら、平岡はあの日のお食事会を思い出していた。



莉乃への最初の印象は、特になかった。むしろ目を引いたのは、陽菜の方だった。

―すごい美人がきたな。

うわずった気持ちを顔に出さないように努めながら、男同士で目配せをしあう。

しかし、会が進むにつれて、平岡の気持ちは大きく変化していた。

―莉乃ちゃんは、“裏マドンナ”タイプだな。

莉乃に抱きはじめた好意的な気持ちを自覚しながら、平岡はそんなことを思った。

陽菜のように、華やかな美貌や経歴があるわけではない。真央のように、明るくノリよく、男性に合わせるわけでもない。

それでも埋もれることなく、独特の存在感を放っている、莉乃。

表立ってちやほやされるのは美人だが、男がこっそりやる「女子の中で誰がいい?」投票では必ず1位を獲る、裏マドンナ。莉乃はそんなタイプだった。

何で、莉乃のことが気になるんだろう。平岡は、真央の質問を改めて考えてみる。

―それは多分、余裕があるからだ。

ちょっと可愛い子にありがちな、すりよってくる感じはない。私を見て、という自己顕示欲もない。ただ、落ちついた余裕だけがある。

―そして莉乃ちゃんは、とにかく話を聞いて質問するのが、上手かった。

にこにこ笑いながら相手の話を聞き、よい頃合いで質問し、話をさらに発展させてくれる、聞き上手。

その質問も、決してやみくもなものではない。話し手が聞いてほしかったことや、その視点があったか!と思えるような、絶妙な質問をしてくることが多かった。

表面をすべるような会話が多いお食事会で、きちんと話を聞いて受け答えができる子は、意外と多くない。特に平岡たちのような、頭のいい女性が好きなコンサル男子には、これがとても刺さったのだ。

―それに、笑顔がとても、可愛かった。

可愛さを自覚している子にありがちな、「この笑顔、魅力的でしょ?」という仕組まれた笑顔ではない。莉乃の笑顔には、心から笑ってくれているようなあどけない無邪気さがあり、それが平岡たちの男心を、とてもそそったように思う。

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