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1万人の寝具選びを見た快眠のプロが指南「安眠メソッド」

5/10(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 質の高い睡眠を手に入れるのに欠かせないのが「寝具」だ。1万人以上に寝具選びをアドバイスしてきた、著書に『睡眠メソッド100』がある快眠セラピスト・三橋美穂氏に正しい寝具選び方について聞いた。

 安眠を手に入れるのに、まず重要となるのが枕だ。

「枕はポリエステル綿、そばがら、低反発ウレタンなど、材質選びに目が行きがちですが、『高さ』がポイントとなります。ほとんどの人が高すぎる枕を使っています。高い枕だと肉体疲労が残り、首や肩の凝りの原因になるだけでなく、気道が狭くなりいびきを引き起こしやすくなる。寝たときに『立っているときと同じ姿勢』となる高さの枕を選びましょう」(以下「」内は同)

 効率よく眠るためには布団選びも慎重に行なうべきだという。

「『敷き布団とベッドはどちらがいいのか?』と聞かれることが多いのですが、布団に慣れている高齢者であってもベッドをお勧めします。部屋の中の埃は床上30センチぐらいで対流しているので、布団だと埃が体内に入りやすく、高齢者は呼吸器などに影響を受けやすいため、寝苦しくなり睡眠の質が低下しやすい。

 ベッドに敷くマットレスに関しては、仰向けになった際、お尻が沈み込まない程度の硬さがベストです。太っている人はマッドレスに体が深く沈み込みやすいので、硬めのマットレスを選びましょう。痩せている人は、その逆です」

 また歳を取ると横になった状態から起き上がるのも一苦労だ。ベッドには起き上がりやすいという利点もある。掛け布団選びも大きなポイントになる。

「重い布団を使っている人は要注意です。寝返りが打ちにくくなり睡眠の質が低下します。人間は寝返りを打ちながら布団の中の温湿度調整を行なうので、掛け布団の重さは重要です。

 羽毛布団は軽い上に保温性や保湿性、通気性にも優れているので理想の布団といえます。だが、近年、『激安』をうたう寝具も少なくありません。『羽毛布団』とはダウンを50%以上使用したものを指すのですが、激安品の多くは『羽根布団』です。羽毛布団を購入する際は、価格は高いですがダウン混在率が90%以上の布団を選びましょう」

※週刊ポスト2017年5月19日号