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そしてスーダンへ、25歳で民間企業からNGOに転職

5/10(水) 11:40配信

オルタナ

クラウドファンディングサービスを運営するREADYFOR(レディフォー、東京・文京)で国際協力NGO/NPOの資金調達をサポートする「VOYAGE PROGRAM」を立ち上げ、7600万円以上の寄付を集めた田才諒哉さん(25)は、このほど活躍の場をスーダンへ移した。同社を退職し、認定NPO法人ロシナンテス(福岡県北九州市)に転職した。スーダン事務所で、ファイナンシャル・マネージャーとして働く。国際協力に関心を持ったきっかけ、NGOに転職した理由などを聞いた。(聞き手・Readyfor支局=吉田 梨乃)

――国際協力に関心を持ったきっかけを教えてください。

田才:もともと国際協力にはあまり興味がありませんでした。高校時代も理系で、大学2年生でたまたま友達と行ったゼミの説明会にいた先生から話を聞いたときに、その先生がとても楽しそうに国際協力の話をしていて。

「難しそう」「大変そう」というイメージしか持っていなかった国際協力だったのですが、「この人のもとで勉強してみたい」と思いました。それから、児童労働やストリートチルドレンについて勉強し始めたときに、これまでそうした事実を知らなかったことに衝撃を受けて、もっと勉強してみたいと思ったのがきっかけでした。

その先生の影響でパラグアイやザンビアに行くことになり、その先生のゼミで国際協力を勉強できたことで「現場に行くこと」の重要性を知りました。

――現場での活動後、READYFORに就職し「国際協力する人をサポートする側」に回った理由はありますか?

田才:どうしても大きな組織にお金が集中的に流れる仕組みがある中で、小さな組織でもNGOにしかできない活動をしている団体にお金が流れるようにしたいと思い、世の中のお金の流れを変えるため、国際協力団体を応援するVOYAGE PROGRAMを立ち上げました。

NGOの活動を知ってくれる人が増えて、応援してくれる人を増やせば、NGOが現地にもたらす事業インパクトも高めることができると思ったんです。

あとはNGO団体の「横のつながり」をつくりたいという想いもありました。お互いにファンドレイジングのノウハウなどを共有することができれば、より効果的で効率的なファンドレイジングをすることができる。

革新的なファンドレイジングのアイデアが生まれ、寄付者を巻き込みやすくすることで、世の中の寄付に対するハードルを下げて、寄付者を増やすことができるかもしれないと思ったんです。

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最終更新:5/11(木) 14:36
オルタナ

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