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【入門ロードバイク2017】ピナレロ・ガン 105

5/10(水) 12:48配信

CYCLE SPORTS.jp

ミドルグレードに降りてきたドグマの技術

90年代後半にアルミフレーム&アルミカーボンバックフレームでロードバイク界の先頭集団に躍り出てから、ピナレロは現在まで一度も失速していない。歴代プリンスが旗艦の座をドグマに譲っても、ドグマのフレームが金属からカーボンになっても、F8に進化して形状がエアロになっても、市場とレース界の双方でプレゼンスを維持し続けている。

つい先日までそんなピナレロの旗艦だったドグマF8の弟分となるのが、ガンシリーズである。トップモデルのガンRS(フレーム 素材:T800)はフレーム価格 約45万円の高価格車。セカンドモデルのガンS(同:T700)は シマノ・アルテグラ完成車で約43万円のアッパーミドルグレード。 ここに取り上げるガン(同:T600)はガンシリーズの三男坊。 シマノ・105仕様で約30万円のミドルクラス完成車である。

「ガン・105」はトップモデルが持つ優位性を有効活用し、走行性能をまとめつつ素材のグレードを下げ、手の届きやすい価格でピナレロの性能を提供する。近年のピナレロのモデル作りの旨味をうまく生かした一台。

そのフレーム形状はドグマF8 と瓜二つ。ハンドリングと安定感を両立させたオンダフォーク、優れた空力性能と剛性を持つフラットバック形状、かかる応力に応じてフレームの左右で形状を変える左右非対称設計など、ドグマF8の持つ形状的特徴をそっくりそのまま受け継いでいる。

PINARELLO GAN 105
ピナレロ・ガン 105
シマノ・105完成車価格/29万8000円(税抜)

フレーム●ハイストレングスカーボン T600 UD
フォーク●オンダTMF8 T600カーボン
メインコンポ●シマノ・105
ホイール●シマノ・RS010
タイヤ●ヴィットリア・ザフィーロ 700×25C
ハンドルバー●モスト・アルミコンパクト
ステム●モスト・アルミ
シートポスト●モスト・専用フルカーボンシートポスト
サドル●フィジーク・アンタレスR7
サイズ●42EZ、44SL、46.5SL、50、51.5、53、54、55、56、57.5、59.5
カラー●カーボンスカイ(マット)、カーボンレッド(マット)、 ホワイトカーボン(シャイニー)
試乗車実測重量●8.48kg(46.5SLサイズ、ペダルなし)

安井行生

最終更新:5/10(水) 12:48
CYCLE SPORTS.jp

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