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プロ野球「新外国人」全員診断。パで快進撃の楽天エリート右腕は本物だ

5/10(水) 8:00配信

webスポルティーバ

2017プロ野球新外国人総チェック~パ・リーグ投手編

 最近の優勝チームには必ずといっていいほど“勝利の方程式”の一角に外国人投手がいるなど、年々、彼らへの依存度は高まっている。特にパ・リーグはサファテをはじめ、優秀な外国人投手が多く存在しており、チームの浮沈を決めるといっても過言ではない。今シーズン、パ・リーグに入った新外国人投手は8人。解説者たちに彼ら全員の実力を評価してもらった。

■プロ野球「新外国人」全員診断。DeNAウィーランドは最多勝争いも

■エドウィン・エスコバー(日本ハム)

「もともとメジャーの40人枠に入っていた選手で、年齢も若く、将来的にも大きな期待を集めていた投手です。日本で活躍する外国人の左腕は技巧派がほとんどで、広島のジョンソンは本当にまれなケースだと思います。エスコバーも150キロ近いストレートが持ち味の投手で、どこまで活躍できるのか期待していたのですが……。現時点ではケガもありますが、期待を裏切っている選手のひとりですね。日本のマウンドが合っていないのか、球速も出てないですし、キレもいまひとつの印象があります。彼本来のストレートが戻ってくれば、間違いなく活躍できる投手だと思います」(建山義紀氏)

■ブライアン・シュリッター(西武)

「彼が入団したことで、西武のリリーフ陣は劇的に変わりました。それぐらい大きな存在だと思います。195センチの長身から150キロ超のストレートを投げ込む豪腕タイプなのですが、しっかりとストライクゾーンに投げ込めるので、自滅することがありません。打者はボールの威力に押されて、空振りしたり、詰まったりするので、どんどん攻めていますよね。バタバタと三振を取るタイプではありませんが、安定感があるので、バックの野手はとても守りやすいと思います」(建山義紀氏)

■フランク・ガルセス(西武)

「先発もできますし、リリーフもできる。ベンチにとっては心強いピッチャーなのですが、まだ本来の力を発揮できていないといいますか、安定感に欠けるところがあります。変化球を低めに集め、打たせて取るピッチングが持ち味の投手だと思うのですが、高めに浮いたところを痛打されてしまう。もう少し思ったところに投げることができれば、安定感も増してくるだろうし、ピッチングの幅も広がってくると思います」(緒方耕一氏)

■アレクシス・キャンデラリオ(西武)

「これまで8カ国でプレーしてきた苦労人で、34歳という年齢も考えれば、日本が最後のチャンスと考えているのかもしれないですね。個人的には頑張ってほしい選手のひとりです。ただ、来日初登板となった5月2日のソフトバンク戦は、先発して3回7失点と散々な結果に終わってしまいました。ソフトバンク打線が好調とはいえ、ボールのキレもいまひとつでしたし、全体的にボールが高かった。ボール自体に力があれば高めの球でも十分に勝負できるのですが、今の球威だと厳しいのを痛感したのではないでしょうか。そのあたりを、次の登板でどう対策を立ててくるのか。もっと低めにボールを集めることができれば、十分に勝てる投手だと思います」(緒方耕一氏)

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