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3つのテクニカル指標が示すドル円相場の中長期的傾向

5/10(水) 20:01配信

マネーポストWEB

 相場で勝つために中長期的視点をもつことは、非常に重要だと言える。しかし、中長期的に相場がどちらの方向に向かっているのかを把握できていない個人トレーダーは少なくない。そして、短期的に上がったり下がったり忙しく変動する相場に振り回されて大切な資金を失うトレーダーもいる。そこで今回はFX(外国為替証拠金取引)のカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、自身がどのような方法で中長期的な相場の方向性を見極めているのかを解説する。

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 相場において、大きく分けて「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」「内部要因分析」によって3つの視点から売買ポイントを判断するのが一般的ですが、実際に私がトレードをする際には池辺考案のオリジナル「yukikoVチャート」を活用し、「テクニカル分析」に9割の重点を置いてトレードをしています。

 なぜなら、ファンダメンタルズ分析をどれだけ精密にこなしたとしても、未来に何が起こり、相場がどのように動くのかを予測することは基本的に不可能だと考えているからです。一方で、テクニカル分析を的確に行えば、相場が行きたがっている方向がしっかり見えてくると、私は考えています。

 このようにお伝えすると、「テクニカル分析も、騙しがあって未来の相場を読むことはできない」と反論されるかもしれませんが、それは正しいテクニカル分析を行っていないからではないか、と私は考えます。実際に私はテクニカル分析をしっかり信じて正しく使ってトレードしてきたからこそ、相場から億の利益を獲得することができたと確信しています。

 では、テクニカル分析の正しい使い方とは、どのようなものでしょう? 私は、たった1つのテクニカル指標だけを信じてトレードを行うのではなく、相場状況に応じて必要なテクニカル指標を選び、組み合わせて活用しています。

 トレンド相場で有効なテクニカル指標、レンジ相場で有効なテクニカル指標など、相場状況に応じて有効なテクニカル指標は異なりますので、その時その時でテクニカル指標を的確に選ぶことが大切になります。

 ただし、ここでそのテクニカル指標の特性と正しい組み合わせをお伝えしていると、字数が膨大になりますので、今回はこの原稿を執筆している5月第1週現在、ドル円相場が中長期的にどのように動く傾向にあると私は考えているのか、ということをテクニカル分析に基づいてお伝えします。

 結論から言えば、ドル円相場はまだ「買い」の状態が続いていると私は見ています。

 ここではドル円相場の月足チャートを見てみましょう。移動平均線を見ると、長期線が一番下にあるので「買い」の状態だと捉えられます。また、一目均衡表を確認すると、ローソク足が雲の上にいますのでこちらもやはり中長期的に「買い」の状態であることを示しています。さらに、ボリンジャーバンドを確認してもローソク足がセンターラインの上で推移しているので「買い」と判断できます。

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最終更新:5/10(水) 20:01
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