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必読、ならぬ必聴! 柿原徹也ら豪華声優が演じる“聴くライトノベル”『窓際勇者』原作者インタビュー

5/10(水) 17:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 バイドゥ株式会社が提供するiOS向けアプリ「LisPon(リスポン) ~あの人のボイスをリクエスト!~」(以下「LisPon」)で展開中のオリジナルのボイスドラマ『窓際族だけど、気づいたら異世界で勇者になっていた。』(以下『窓際勇者』)が配信されている。“聴くライトノベル”を謳う本作は、ライトノベルでは今や定番中の定番ジャンルとなっている異世界転生から始まる物語を全9話で展開する。

 しかし本作はあくまで声だけのドラマであり、さらに柿原徹也さんたちが演じる“クズ”と言い切っても過言ではない柿原徹也さん演じる勇者たちパーティーによるコメディという、既存のライトノベルと違った魅力を放っている。この新たな可能性を感じさせる作品がどのように生まれたのか、本作の仕掛け人でもあり、世界観やキャラクターの原案者でもある橋本竜氏、脚本を担当しているライトノベル作家・小山恭平氏に話を伺った。

ボイスアプリ「LisPon」初のオリジナル作品

 本作を語る上で欠かせないのが、人気声優による演技をメインに楽しむコンテンツであること。それもそのはず、橋本氏によると『窓際勇者』はボイスアプリ「LisPon」初のオリジナルコンテンツとして企画されたためだ。

「LisPon」は2016年12月にスタートしたばかりのiOS向けアプリ。登録されている声優さんに「おはよう」などの挨拶や「XXXなシチュエーションで話してみて」といった台詞をリクエストし、声で答えてもらえる。つまり声優と、声を通じてコミュニケーションできるアプリとなる。そんな「LisPon」というプラットフォームのオリジナル作品、言わばフラッグシップとなる作品だけに、声だけでライトノベルを展開するのは必然なのだ。

残念過ぎる勇者パーティーが生まれた理由

 『窓際勇者』は、タイトルにあるとおり29歳の窓際サラリーマンだった赤星雄里馬(CV:柿原徹也)が、ふとしたきっかけで中世ヨーロッパ風の異世界へと転生し、勇者となるという場面から始まる。

 この赤星自体、童貞でひねくれたところがあるが、ほかのパーティメンバーも強烈。パーティー唯一の女性である魔法少女の桃川真理萌(CV:福原香織)は、赤星の元同級生で彼に思いを寄せられている……という本来ならヒロインとなる立場だが、結婚情報誌「ザクシー」を片手に婚活に大張り切り。知能戦が得意な商人の緑谷颯高(CV:杉田智和)は金持ちになってハーレムを作ることしか考えていない。

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