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12時出社、5時退社できるようになったライフハック王の仕事術

5/10(水) 6:00配信

Book Bang

 著書累計50万部を突破する人気の著者・美崎栄一郎さん。花王の商品開発部門でプロジェクトリーダーとして活躍していた当時は、残業が月100時間超えが普通でしたが、仕事を効率化するための片づけに取り組んでからは、なんと12時に出社し5時に退社できるように。しかも、それに反比例して仕事の成果は上がったそう。そんな美崎さんの片づけ術を一冊にまとめた『仕事が速い人ほど無駄な時間を使わない!  超速片づけ仕事術』についてお聞きしました。

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――「はじめに」で書かれていますが、「IN(入ってくる仕事や情報、モノ)とOUT(処理した仕事や情報、廃棄するモノの量)」のバランスさえ取れていればぐちゃぐちゃにならない、というのは実にシンプルでわかりやすい概念だと思いました。

 そうですね。つまり、片づけ術はOUTのスピードをアップするための手段です。ですから、片づけに時間をかけたら本末転倒。「きれいにする」ことが目的ではなくて、「仕事を速くするために必要な分だけ片づける」ことが大切なんですね。それがちょうど“超速”シリーズのコンセプトとマッチしたんです。
 たとえば単純なことですが、財布に溜まったレシートが邪魔して必要なものが取り出せず、余計な時間がかかることがあります。ただレシートをこまめに取り出してしまえばいいだけなんですが、なかなかそれをやらないんですよね。こういった、“やらないと後で滞る”ことを、“どこでどうやるのか”という仕組みを作る。それが、この本で伝えたかったことです。

――面倒な単純作業を、朝の時間を使って習慣化する「モーニングリスト」などがそのひとつですね。

 習慣化って難しいですよね。ただ、誰もがすでに習慣になっていることがあったりしませんか? たとえば私の場合は、毎朝コーヒーを淹れて飲むこと。そんな、自分が好きでやっている習慣と面倒な作業を一連の流れにするという方法です。
 朝起きてから10分くらいの間で、シュレッダーのごみを捨てる→コーヒーを淹れる→財布を整理する→名刺を整理する→自分の名刺を補充する→コーヒーを飲む、といった「やるべきタスク」をまとめたセットリストを作り、それに沿って作業する。タイマーを使って時間を計ることも大切です。こうすれば、自然に作業に入れますし、やり忘れもありません。

――本の帯に謳われている名刺管理術なども斬新な方法です。

 名刺はホルダーで管理するべきだと思いがちですが、本書で紹介したのは、「名刺は整理せずに日付スタンプを押して、時系列に重ねて輪ゴムでとめる」という方法。このほうがずっと簡単に管理でき、必要なときに必要な名刺にすぐにアクセスできます。名刺ホルダーが登場した時代と今とでは、仕事のスピード感が変わってしまっているんです。
 私自身も、多い時は一日に30~40人の方とお会いします。名刺ホルダーでは追いつかず、これよりももっと合理的なやり方があるんじゃないかと試行錯誤の末、現在のシンプルな整理術にたどり着きました。
 もちろん、日付は手書きでもいいですが、スタンプのほうがラクですし、スキャナで読み込んでテキスト化する際にもスタンプの方が確実に読み取ってくれますよね。

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最終更新:5/10(水) 6:00
Book Bang

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