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比べない、立場を作らない。「灘⇒東大理3」の母・佐藤ママが、子どもへの接し方で大事にしたこと

5/11(木) 18:00配信

BEST TIMES

独自の世界観を持って理想を学び、考える人へ聞く1週間集中インタビュー企画。今週登場するのは、3人息子を灘⇒東大理3、さらに今春長女も東大理3に送り込んだ「佐藤ママ」こと佐藤亮子さん。そのオリジナルな子育ての「哲学」に10の問から迫る! 今回の質問は、子どもとのコミュニケーションについて。お母さんという立場からモノを言わない、4人の子どもたちに徹底してフラットに接する。この心配り、すごすぎる。

Q4 子どもとのコミュニケーションで気をつけていたのはどんなことですか? 

「なんで“ママ”の言うことを聞けないの!」はNG

  先ほどお話した「比べない」ということ。そして「立場からモノを言わない」ことです。

「なんで“ママ”の言うことを聞けないの!」「“ママ”がこう言っているんだから当たり前じゃない!」という言い方は絶対しませんでした。権威を振りかざして言われたら腹が立ちますよね? そうではなくて、ある事象があれば、私と子ども、あくまで1対1の人間同士の関係性で「私はこう思うけどあなたはどう思うの?」というやり取りをしていたんです。

 親という立場もそうですし、年上・年下という立場でモノを言うこともよくないと思います。よく「“先に生まれた者”の話だから聞きなさい」と言われることがありますよね。これも不愉快なだけです。その人は確かに先に生まれているかもしれないけど、時代が違うし今のことを知らなかったりする。人間って80歳の人から学ぶこともありますけど5歳の子から学ぶこともあるんですから。

 わが家の子どもたちにも、兄弟間で立場を作らせないようにしました。

 ですので「お兄ちゃん」呼びや、逆に弟への呼び捨ては一切無し。全員下の名前で呼び合うことにさせていました。

 また、チョコレートケーキなどを取り分けるときも「お兄ちゃんだから大きめ」といったことは無しにしていました。実際、一番の上の子(長男)と下の子(長女)は7つ歳が離れていて身体の大きさも、食べられる量も全然違う。でもまず必ずはじめは4等分に取り分ける。その後、下の子が食べ切れない分は他の3人にじゃんけんをさせて分けさせていました。平等に扱うことを徹底しました。 

 そしてこの「徹底」とは一つでも例外を作ってはダメです。さきほどの食べ物の例でも気を抜いて1回でも「もうお兄ちゃんなんだからいいか」とやるともう信頼がなくなってしまう。そして失った信頼を取り戻すにはとても時間がかかってしまいます。何事も「0か100か」だと私は思っています。

次の質問は「Q5 佐藤さんが大事にしている「0か100か」という哲学。詳しく教えてください」です。

取材・文/BEST T!MES編集部 写真:今井裕治

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