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「カフェでコーヒー飲み放題」会員制サーヴィス上陸

5/11(木) 19:02配信

WIRED.jp

毎月一定の金額を支払うことで、コーヒーなどが飲み放題になる「サブスクリプション型」の飲食店がオープンした。グーグル出身者が東京・自由が丘に開いたカフェ「ALPHA BETA COFFEE CLUB」の特徴は、飲み放題の会員制サーヴィスだけではない。実は見えないところでデジタル技術が多用されているのだ。

「カフェでコーヒー飲み放題」会員制サーヴィス上陸

米国のカフェなどで広がっている飲食の「サブスクリプション」サーヴィスが、日本に上陸した。まだ日本の飲食業界では馴染みがないが、毎月決まった金額を支払うことで、コーヒーなどが飲み放題になるシステムだ。

この方式を取り入れたのが、2017年4月22日に東京・自由が丘にオープンしたカフェ「ALPHA BETA COFFEE CLUB」(アルファベータコーヒークラブ)である。出店したのは、コーヒー豆の会員制通信販売を2014年から手がけるABC Coffeeだ。ABCのカフェで販売するのは、単一の品種や産地でつくられる豆をつかったシングルオリジンのコーヒー。このコーヒーが、月額7,500円(税込み)の会費を支払うことで、注文ごとに1杯無料になる。

ABCを創業したのは、グーグルでアジア太平洋地域のデジタルマーケティング責任者だった大塚ケヴィンだ。大塚は2014年、コーヒー豆を毎月3種類セレクトして会員に届ける通販サーヴィス「ABC COFFEE CLUB」を立ち上げた。全国約30カ所以上のロースターからシングルオリジンのコーヒー豆を仕入れ、月額1,500円~2,500円で定期発送している。豆のセレクションだけでなく、豆やロースターについて解説した独自冊子なども高く評価され、クチコミでファンを増やしていった。

その次に大塚がつくりたいと考えたのが、リアルなコミュニティである。「コーヒーを通じて、人と人とのつながりをつくりたいと考えたのです」と大塚は語る。そのための場が、ALPHA BETA COFFEE CLUBというわけだ。店舗ではイヴェントも開催し、会員に参加特典を用意している。

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最終更新:5/11(木) 19:02
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