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シメオネ監督「ビセンテ・カルデロンでの『魔法の夜』を永遠に忘れることはない」

5/11(木) 10:05配信

SOCCER DIGEST Web

「欲しいものに手が届きかけたが、残念ながらそうならなかった」

[CL準決勝・第2レグ]A・マドリー 2-1 R・マドリー/5月10日/ビセンテ・カルデロン

 最高の出だしだった。熱狂的かつ感動的なサポーターの後押しを受け、ゴールを狙ってレアル・マドリーを押し込んだアトレティコは、開始16分までに2点のリードを奪った。

 あと1点を奪えば、合計スコアでタイに持ち込み、その後の奇跡も期待できたが、42分にイスコのゴールを許したことで、再び状況は厳しくなり、勝利は挙げたものの、目的は果たせなかった。

 2013-14シーズン、そして昨シーズンと、決勝戦で実現したマドリード・ダービーでは、いずれも悔しい敗北を喫しており、今回はその雪辱を狙ったアトレティコだったが、三たび悔しさを味わう羽目となった。

 しかし、諦めることなく戦い、一時はライバルを追い詰めたことに、闘将ディエゴ・シメオネは満足感を示している。そして彼は、それを後押ししたサポーターへの感謝を述べるとともに、間もなく長い歴史の幕を閉じる愛すべきホームスタジアムにも言及した。(『ESPN』より)

――◇――◇――

 最初の25分間での我々のリズムは凄まじかった。まさに完璧な前半だったと言えるが、ベンゼマのプレー(イスコの得点に繋がる突破)が我々に大きな問題を引き起こした。サッカーとはこういうものだ。

 今日、我々は試合に勝った。欲しいものに手が届きかけたが(0-3からの逆転)、残念ながらそうはならなかった。

 私は、この5年半でのチームの戦いぶりに誇りを感じている。3点ビハインドという状況で迎えた今日の試合でも、我々はそれを見せられた。絶対に逆転できると信じて戦った結果、こんなに素晴らしい試合をすることができた。この点については、とても嬉しく思う。

 クラブはこの8年間、同じペースで成長を遂げてきた。これは簡単なことではない。そしてこれからも、それを続けていかなければならない。その先に未来はある。次のステップは、とても大きなものとなる。

 最初の30分間、スタジアムには人々の強い気持ちが宿っていた。このビセンテ・カルデロンでの「魔法の夜」を、私は永遠に忘れることはないだろう。

 今日、ここにいる人々は、新しいホームスタジアムにも来てくれるだろう。彼らファンの情熱やチームへの愛情は疑いのないものだ。それを爆発させる場所は、これまではビセンテ・カルデロンだったが、今後はそれが「ワンダ・メトロポリターノ」になる。

最終更新:5/11(木) 10:09
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