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ウソの健康情報に惑わされないために!医師が教える見極め方3か条

5/11(木) 12:10配信

ESSE-online

 昨年、大手キュレーションサイトが誤った健康情報を多数発信していたとして、大きな問題に。また、今年に入ってもテレビの情報番組で極端な薬の使用法を紹介し、専門家からの抗議を受けて取り下げる、という事例が発生しました。

⇒ネットの情報は極端なものが多いと心得る

 世の中にはさまざまな健康情報があふれていますが、誤った情報に惑わされないためにはどうすればいいのでしょうか?

医師が教えるウソの健康情報の見極め方

「健康になるための方法に抜け道はない」というのは、健康に関する著書を数多く出版している医師の秋津壽男先生。「摂生していないのにこれを飲めば健康に」「食べ過ぎてもこれで帳消しにできる」などという情報はすべてウソと思ったほうがいい、と言います。また、はやりの健康術に次々と飛びつくのは禁物だそう。

今回は秋津先生に、正しい健康情報の見極め方の3か条を教えてもらいました。

(1)新しい健康情報は1年たってから試す

 僕自身は患者さんに相談されると、『1年くらい待ってみたら?」とアドバイスしています。1年たっても立ち消えることなく、皆が健康にいいと続けているものであれば一定の信頼がおけるのではないでしょうか。

(2)ネットの情報は極端なものが多いと心得る

 情報源にも注意が必要。インターネットでは、医学知識がない人でも匿名で書き込めるため、テレビやラジオ、雑誌以上に正しくない情報が混ざっています。とくに個人の経験談のなかでも「これで病気が治った」「まったく効果がない薬だ」などは、ごく一部の極端な意見が書かれている可能性もあるので、うのみにしないことが大事です。

(3)気になった情報はかかりつけ医に相談する

 もし、気になる情報に出合ったら、かかりつけ医に相談するのがおすすめです。医学知識を基に、正しい情報とそうでない情報を取捨選択し、適切な助言をもらえるはず。日頃から医師と信頼関係を気づいておくといいでしょう。

体調不良のときは大きな病院にいくべきではない

とくにかかりつけ医に関して、秋津先生はこんな助言も。「総合病院や大学病院は高度な医療設備を用意している反面、患者さんを多数抱えているため、一人ひとりの体の変化に気づきづらいというデメリットもあります。体調不良のときはまず近所のかかりつけ医で受診しましょう。まずはかかりつけ医に見てもらい、必要に応じて信頼できる医療機関を紹介してもらうのがベスト。心筋梗塞など一刻を争う状況であれば、その場で救急車を呼び、しかるべき医療機関に搬送してくれます」

 秋津先生が教えてくれた健康情報の見極め方は、ESSE2017年6月号でも紹介。気になる方は、ぜひ確認を。

監修/秋津壽男先生

秋津医院院長。医院で診療するかたわら、テレビ番組にも多数出演。著書に『長生きするのはどっち?』(あさ出版刊)、『83歳の誕生日まで元気に生きて、その1週間後に苦しまずに死ぬ方法』(徳間書店刊)など

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最終更新:5/11(木) 12:10
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