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松風理咲、銚子電鉄での撮影は「とても貴重な体験でした」

5/12(金) 7:00配信

ザテレビジョン

5月20日(土)に東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開される、映画「トモシビ 銚子電鉄 6.4kmの軌跡」にて、主人公・椎名杏子を演じる松風理咲にインタビューを行った。

【写真を見る】松風理咲、“キラキラ感”を出すため「相手の目を見て話す」

原作は、吉野翠著の「トモシビ~銚子電鉄の小さな奇蹟~」(TO文庫)。高校生ランナーと銚子電鉄との競争イベントを軸に、電車を支える人々と、電車と共に地元で暮らす人々との交流を温かく描く。

銚子電鉄支援のため車両とリレーで競争する「銚子駅DEN」を思い付き、実現のために奔走する女子高校生・杏子を演じる松風が、撮影の裏側や共演者の印象などを語った。

――あらためて、本作の撮影を振り返っていただけますか?

オールロケだったので、銚子の自然や地域の方々の雰囲気などを感じながら撮影を楽しめました。

――演じられた杏子は高校生ランナーですが、キャラクターについてはどうお考えですか?

杏子ちゃんは真っすぐな性格で、時にリーダーシップを発揮することもあって、本当にキラキラと輝いている女の子だなと思います。

――キラキラ感を出すために苦労されたところは?

えっと、どうでしょう…(笑)。とにかく真っすぐですし、積極的な女の子なので、いつも相手の目を見て話すとか、そういう部分を大切に演じました。

――その積極性はご自分にありますか。

私には…ありません(笑)。あれだけ一つの事に真摯(しんし)に向き合えるのはすごいことだと思いましたし、途中で挫折もあったんですけど、最後までやり遂げるのはすごいなと思いました。

――そもそも走るのは得意ですか?

足が速いわけではありませんが、短距離よりは長距離を走る方が得意ですね。

――では、撮影に入る前にマラソン練習などもされましたか?

そうですね。たまに走りに行きました。中学生のとき、1年に1回は持久走をやっていたのですが、やりやすかったです。

当時は1回3kmくらい走っていたので、その経験が役立ちました。

――同い年くらいの方が多かった現場だと思いますが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

高校生の方もたくさんいましたし、皆さん明るくてたくさんお話をしました。女子もそうですけど、とにかく男子が本当に仲が良くて常に元気いっぱいだったので、私はそれを見ているだけで楽しくなっちゃいました(笑)。

おかげで何でもないときも、現場ではテンションが高くなっていましたね。

――あらためて役作りで工夫されたところはございますか?

家族とギクシャクした感じは理解できる部分もあって、やりやすかったんですけど、元々あまりテンションを上げるのは得意ではなかったので、そこは難しかったですね。

――恋のバトルのようなものもありましたよね!

そうですね。でも杏子ちゃんの場合は、恋心を表には決して出さないんです。表に出さず、いかに恋心を表現できるかを考えて演じました。

さりげなく意識しているような視線を送ってみるとか、工夫してみました。

――ランナーの勧誘活動もされていましたが、あれは実際にやるのは大変そうですね。

はい…、私なら恥ずかしさが勝っちゃって絶対にできないだろうなと思いました(笑)。でもそういうこともやってしまうあたり、杏子ちゃんらしさと言いますか、真っすぐな部分が出ているんじゃないかなと。あのシーンは、どうしてもランナーになってほしい!という必死さは出せたと思います(笑)。

――母親役の富田靖子さんの印象はどうでしょうか?

そうですね。本当に物腰柔らかな方で、「お母さん!」という感じでした。撮影の合間も富田さんとは気さくにお話してくださって、うれしかったです。

――演技プランなどもお話されましたか?

はい。撮影をしながら、「こういうお母さんはどう思う?」などと相談してくださったので、私の意見も言わせていただきました。

実際高校生くらいの年代だと、お母さんとそこまで仲良く深い話をすることはあまりないと思うので、少し煙たがるというか、そういう部分も意識して等身大で演じました。

――でも、有野晋哉さん演じる磯崎が家に頻繁に出入りするのも、母親を取られちゃうかも?という嫉妬心のような感情が出ていましたよね。

そうですね。お母さんがお父さんとは別の男性と仲が良くて、それも自分の知っている人だったので、嫌なんですけど面と向かって嫌とも言えない。でも、やっぱり嫌だという思いがあるからこそ、自然と態度に出てしまう。そういう不器用なところが出ていたかなと思います。

――その有野さんとは現場でお喋りしましたか?

たくさんお話しました。とても面白い方で、演技や映画についての話というより、たわいない話をする感じでした。結構私の学校の話をしました。

――また、主題歌も担当されている植田真梨恵さんとの共演はいかがでしたか?

植田さんともたくさんお話をさせていただきました。役のキミエさんとしては泥酔して寝ちゃったり、かなりのインパクトのある方だったので、ギャップに驚きました。

役として考えると、杏子は最初キミエさんに冷たく当たっていたんですけど、だんだん打ち解けていって、最後には信頼していて任せている部分もあって、杏子ちゃんにとってはとてもいい出会いだったと思います。

――劇中では「まわりくるもの」も歌っていましたが、生歌はどうでしたか?

あんなに間近で植田さんの歌が聴けて感動しました。杏子としても私自身としても、いろいろなことを考えながら聴けたかなと思います。それに撮影後、植田さんにライブDVDを頂いて、それを見てまた感動しました!

――銚子での撮影は情緒もありそうですが、銚子の魅力は?

やっぱり地域一体化と言いますか、つながりがとてもある街だなと思いました。美しい自然もあってどの場所を撮っても画になりますし、銚子での撮影は本当に楽しかったです。

――銚子電鉄にも実際乗られたんですよね?

はい! 初めて乗せていただいたんですけど、ゆったりしていて、乗客の皆さんも温かくて、電車を通して新しい出会いもあるのかなというのを感じました。とても貴重な体験をさせていただきました。

――駅伝は銚子電鉄の横を走ったそうですが、どうでしたか?

銚子の方々もたくさん応援してくださって、本当に楽しかったです。一つの思いを胸に走っているのもそうですし、みんなでたすきをつないで走るというのもいいですよね。折り返し地点でも“ドラマ”があるんですけど、そのシーンもいいなあって思いました。

ただ走るだけではなく、みんなの思いを胸に走るというのは魅力的ですよね。それに結構な距離を走ったので、疲労感も出せました。

――他に印象的なシーンはどこでしょうか?

あるシーンで、実際に運行している電車とピッタリ合わせないといけなかったのですが、スケジュール上2回くらい撮るチャンスがないと言われていたのに、1回目はドアが開かなくて駄目になっちゃったんです。

あと1回しかない!となったとき、本当に緊張して、「どうしようどうしよう!」って焦っていました。無事に撮影ができて本当に良かったですし、それもあってとても印象に残っています。

――映画から離れて、昨年末にインタビューさせていただいたとき「そして誰もいなくなった」を読み始めたと仰っていましたが、読み終えましたか?

はい。そして本当に怖かったです! もともとあらすじは知っていたんですけど、実際に読んでみると、物語的に人間不信になっちゃうというか、誰も信じられなくなっちゃいました。そういう人間の怖い部分も出てくるので、怖かったですけど面白かったです。

――そして春真っただ中ですが、春になると読みたい本や見たい映画などはありますか?

春は青春ものの映画を見たり、本を読んだりしますね。青春漫画の実写化されているものはドンピシャですね!

――高校も2年生に進級されましたが、意気込みは?

やっぱり勉強を毎日コツコツやることが大事だなと思っています。1年生は科目が多いので、一つのことを集中的にやるってことはできなかったのですが、2年生になって文系を選択したので、文系科目をコツコツやろうと思います。

試験前に慌ててやるんじゃなくて、試験の日も余裕で復習できるくらいになれたらいいですね。

――では、最後に「トモシビ」の見どころをお願いします。。

駅伝を通してそれぞれの人物が変わっていくところを見ていただけたらいいなと思います。心情の変化だったりつながりの変化だったり、ストーリーの中であるので、いろいろな人の立場を考えながら見ていただけたら楽しめるんじゃないかなと思います。

そして私の走るシーンも注目してください!

最終更新:5/12(金) 7:00
ザテレビジョン

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