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ハフィントンなきハフィントンポストの未来:新編集長リディア・ポルグリーン氏に聞く

5/12(金) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

2017年のなぞなぞをひとつ:ハフィントンポスト(The Huffington Post)からハフィントンがいなくなると、どうなる? 新編集長に指名されたリディア・ポルグリーン氏の使命は、その答えを見つけ出すことだ。

米保守系のニュースキュレーションサイト、ドラッジ・レポート(Drudge Report)に対するリベラルからの返答ともいえるハフィントンポスト。その発起人であり、2005年の発足以降編集長を務めてきたアリアナ・ハフィントン氏が、去年同社を去った。彼女があとに残したのは、15カ国版を有し、ネイティブアドやデータ重視方針のパイオニアとなった、ミニ・メディア帝国だ。ハフィントンポストが短期間に比類なきスケールに発展した理由のひとつに、膨大な寄稿者ネットワークの存在がある。

ハフィントンポストが次にどこへ向かうかは、ポルグリーン氏にかかっている。同氏はニューヨークタイムズ(The New York Times)に15年勤めたベテランで、前職はNYTグローバルのエディトリアルディレクター。米DIGIDAYのインタビューで、ポルグリーン氏はハフィントンポストのビジョンを語った。回答には読みやすいよう編集を加えた。

――気になるので、まず最初に。あなたの昼寝ポリシーは? アリアナが持ち込んだスリーピングポッドは存続しているの?

私も寝るのは好きだ。夜は8時間寝るようにしているし、週末の午後は昼寝をする。昼寝ルームを撤去するつもりはない。

――ハフィントンポストの現状は?

なにはともあれ、ミッションステートメントはある(笑)。我々は勢いがあって明るい、と言ってもいいだろう。だが、実情を示すには、それでは不十分だ。我々の本当の使命は、弱者に寄り添い、発言権がないと感じている人々の代弁者になることだ。我々は、そういう人々の声を聞き、大きく響かせるために、ここにいる。米国はいま、さまざまな面でかつてないほど分断されている。しかも、それは党派とは無関係の、奇妙な分断だ。

――米国の分断の実情をどうみている?

大統領選のあと、私は国内で湧き上がる怒りや不満の深刻さを本当に理解できているのか、ずいぶんと思い悩んだ。トランプ氏に投票した人や、投票に行かなかった人について、たくさんの記事を読んだ。そうして気づいたのは、取り残されたと感じる人々についての記事はあっても、彼らのための記事がないことだ。

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