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2千万馬券も飛び出すヴィクトリアマイル。波乱の使者はこの3頭だ

5/12(金) 7:40配信

webスポルティーバ

 上半期の”女王”を決めるGIヴィクトリアマイル(5月14日/東京・芝1600m)。今年はメンバー最上位の実績を誇り、前哨戦のGII阪神牝馬S(4月8日/阪神・芝1600m)も好内容で制したミッキークイーン(牝5歳)が、頭ひとつ抜けた存在となっている。

【写真】メンバー唯一のGI2勝馬の…

 ミッキークイーンは、メンバー唯一のGI2勝馬。昨年のヴィクトリアマイルは前哨戦、そして本番と連続2着に終わったが、今年は万全の態勢を整えており、馬群に沈むことは想像しにくい。

 こうなると、波乱を期待するのは難しそうだが、ヴィクトリアマイルと言えば「荒れるGI」である。実際、10番人気以下の勝利は過去10年で2度もあり(2007年=12番人気コイウタ、2014年=11番人気ヴィルシーナ)、2、3着にもふた桁人気の馬が飛び込んでくるケースが多い。

 ならば、狙うは”穴馬券”である。過去10年で激走した伏兵馬をピックアップし、今年一発が期待できそうな穴馬を探してみたい。

 まず、過去10年で波乱を演じた勝ち馬を見てみると、低人気だったことが不思議に思うほどの実績馬が多い。つまり、伏兵の評価ではあったが、実績的には十分なものを持っていた馬である。

 その象徴と言えるのが、過去にこのレースを連覇したヴィルシーナとストレイトガールだ。

 ヴィルシーナは2013年に1番人気で制しながら、翌2014年には11番人気の低評価だった。しかし、それを覆(くつがえ)して連覇を飾った。2015年に5番人気でこのレースを制したストレイトガールも、翌年には7番人気と評価を落としたものの、連覇を果たした。

 また、2012年の覇者ホエールキャプチャ(4番人気)も、翌2013年には12番人気と大きく評価を落としたが、2着に入っている。

 ここからわかることは、前年に好走したリピーターが強いということ。そしてもうひとつ、実力のあるGI馬が近走の不調で人気を落としながらも、ここで復活するケースが多いということだ。

 そもそも好不調の波が激しい牝馬。近走の成績が芳しくなくても、そのときの状態や条件によって、一変する余地は常に秘めているのだ。

 そこで今回期待したいのが、クイーンズリング(牝5歳)である。

 昨年のGIエリザベス女王杯(2016年11月13日/京都・芝2200m)を制した同馬は、このメンバーの中でも実績上位。ただ、その後のGI香港カップ(2016年12月11日/香港・芝2000m)で9着と惨敗すると、休み明けで挑んだ前走の阪神牝馬Sでは15着と大敗を喫した。

 そうした状況にあって、さすがに同馬に対する評価は急降下。だが、そんな馬が復調し、大駆けを見せるのがこの舞台である。

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