ここから本文です

「もっと輝きたい」ママ起業を収益化する厳しい道のり。(玉木潤一郎 経営者)

5/12(金) 5:30配信

シェアーズカフェ・オンライン

かつては聞きなれなかった「ママ起業」に関する話題を目にすることが増えてきた。

日本政策金融公庫総合研究所の「新規開業実態調査」によれば、女性の起業家の割合は過去20年間およそ12%~15%で推移している。

筆者も県や市の起業相談員を務めたことがあり、そこでも多くの女性起業家の事例を見聞きしてきた。

■ママ起業とは
結婚・出産を機に企業を退職した女性が、忙しい家事と育児の合間に仕事をしたいと考えたとき、そこには時間的な制約が立ちはだかる。

日常の家事と育児に加えて、子供が病気になったりしたときには、女性の側のみに負担がかかってしまいがちなのが現状である。職場に迷惑がかかることを考えると、育児中の女性は企業にはなかなか就職出来ない。

そこで、自分の自由なスタイルで仕事ができる(と思われる)自営業を選択することになり、これがいわゆる「ママ起業」である。

ママ起業というと首都圏の比較的若い女性に多そうな華やかなイメージかもしれないが、実際には地方であっても多くの事例が見られる。

5~6年前まではあまり知られていなかったママ起業が現在ほど認知されたのには、FacebookなどのSNSの普及が情報拡散の面で一役買っているといえよう。

■ママ起業にはどんな業種が多いのか
ママ起業の業種としては、大きな設備投資が伴うようなものは少なく、アイデアや個人のスキルを活用した小規模なものが多い。

首都圏の場合であれば、企業やビジネスマンに対するサービスや研修の講師をつとめる提案が多く見られるが、地方ではそれらのマーケットが小さくなかなか成立しづらい。

そのため地方のママ起業は、以下のような業種が多い。
1.人間関係、健康、結婚、出産、子育てなど、かつて自らも悩んできたことを解決するためのサービス業など。
2.女性のための起業支援・研修・資格教室などの提案。
3.健康、美容、おしゃれに関わる仕事。

ちなみに筆者は、積極的にママ起業を勧めるものではなく、むしろ安易な起業は避けるべきだと考えている。商売はそれほどに厳しいわけだが、あえてチャレンジする方がいるのであれば、それを収益化するための考察をしてみたい。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

シェアーズカフェ・オンライン(SCOL)

シェアーズカフェ株式会社

SCOLはマネー・ビジネス・ライフプランの
情報を専門家が発信するメディアです。
現在書き手を募集しています。特に士業や
大学教授、専門家を歓迎します。