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消費者が物を選ぶとき「色」はとても重要:研究結果

5/12(金) 17:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc.:私は長年おもちゃ業界に身を置いていて、そこで学んだことがあります。それは、消費者が商品を即決する理由の75%は、パッケージまたは商品そのものの色にあるということ。その商品に見合った色と思えるかどうかが、購買の動機になっているようです。

消費者の75%は保守的な色を選ぶ

商品またはサービスの色は、それに関連する感情に従って、消費者の認識を決定づけます。たとえば、青と白のロゴマークは、消費者からの穏やかで心地よい反応が得られることが多いようです。赤、オレンジ、黒は、それとは異なる感情を呼び起こします。私は先日、新しい車を買いました。セールスマンは黄色いモデルなら大幅に値下げしてくれると言いましたが、私はスクールバスを連想させる色の車に乗っている自分が想像できませんでした。今ならその理由がわかります。ある研究によると、消費者の60%は、自動車購入時の判断要素として色を重視しているそうです。そして、売れているのは保守的な色ばかり。およそ75%が、白、黒、グレー、シルバーなのだそうです。私も、黒を選びました。

人間の脳は、容易に認識可能なブランドを使いたがります。そして、色というものは、ブランドアイデンティティにおける非常に重要な要素なのです。あるブランドが競合に対抗しようとするとき、商品そのものと同じぐらい、違う色を選ぶことが重要です。色は、競合との差別化、ひいては他のブランドやサービスとの差別化を図りつつ、同時にブランドを支えるユニークなアイデンティティを作るうえで、極めて重要なのです。

PPGのシニアカラーマーケターのDee Schlotter氏は、2017年グローバル・カラー・トレンド・ワークショップにおいて、こう述べています。

色は、消費者の心につながりを生み出すほどのパワーを持っています。時として、特定の気分を高めたり、引き起こしたりすることもできます。これから買おうと思っている車の色にせよ、新しい寝室向けに買おうと思っているペンキにせよ、色はその人のスタイルを反映します。社会的または経済的なトレンドによって、特定の色が人気を得たり、特定の感情を引き起こしたりすることもあります。

PPGは毎年このワークショップを開催することで、グローバルな色の専門家を集め、色にまつわる見識、テーマ、ニュース、感情について議論しています。そうすることで、自動車、家電、塗装など、様々な業界における今後のトレンドを予測しているのです。

では、自社の商品やサービスのブランドを構築するのに適した色を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか? まずは、理想的な消費者を追跡することから始めましょう。彼らに合った色を理解するのです。以下に、ブランドの性格を決めるうえで重要な5つの色について紹介します。

1. 青

青は、誠意、安心、正直の色。健全で頼もしいというイメージがあります。

2. 赤

赤は、新しくて大胆、エキサイティングで現代的な色。情熱的だけと少し危なっかしいイメージを伴います。

3. 緑

緑は、新鮮で想像力に富み、創造的でありながら、成功をおさめ自信のある、信頼できるブランドを表します。

4. 紫

紫は通常、ユニークで型にはまらず、少しとんがった印象を与えながらも、頼もしいイメージが伴います。さらに、ちょっとした女性的魅力を伴う高価でハイエンドなものととらえられることも多いようです。

5. オレンジ/黄色

無骨で力強い、楽しくて楽観的、そしてイキイキしているイメージで、長生きの予感も伴います。

ほかにも、脇役として多くの色が活躍しています。それらの色は、特に男性や女性といった非常に限定的なマーケットにおいて信頼できることが証明されているようです。男性の多くは、大胆な色と陰(黒が混じった色)のある商品を求めることがわかっています。一方女性は、柔らかい色相の柔らかい色を含む、淡い色(オリジナルの色に白を混ぜたもの)の商品を求める傾向があります。

それぞれの色があなたのブランドやサービスのターゲットにどんな感情や反応を引き起こすのかを理解することが、ブランドのさまざまな側面をデザインするうえで重要です。消費者の行動と、商品を見たときに引き起こされる感情をうまく予測することが、成功するブランドパッケージを作る究極の秘訣なのです。

Research Shows Color Is Critical in Consumer Purchasing Decisions | Inc.

Rhett Power(訳:堀込泰三)

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