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ミランがベロッティ獲りへ始動! トリノと初会談の感触は?

5/12(金) 16:22配信

SOCCER DIGEST Web

トリノSDはミランと話し合ったことを認める。

 チャイナマネーを手に入れたミランは、今夏の大型補強への期待が高まっている。だが、サポーターが望むイタリア代表ストライカーの獲得は、ハードルが高そうだ。
 
 ミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSDは現地時間5月10日、トリノのジャンルカ・ペトラーキSDと会談した。4月13日に中国資本となったミランの強化部門を担うミラベッリSDの“挨拶”も兼ねているが、マーケットに話が及んだのは言うまでもない。
 
 今シーズンのセリエAで25ゴールを挙げて得点王を争っているアンドレア・ベロッティが在籍するトリノの強化担当者と会談したとあれば、ミランが23歳の新鋭ストライカーに関心を寄せていると想像するのが自然だ。イタリア『メディアセット』によれば、ペトラーキSDも「ベロッティについても話したよ」と認めた。
 
 実は両SDが話し合う前からミラン・サポーターの間では、今夏の売却が有力視されるカルロス・バッカの後釜として、ベロッティ獲得を求める声が高まっていた。「#belottimilan」というハッシュタグも作られ、SNSではイタリア代表の新エースにミラン移籍を呼びかけるメッセージが絶えず発信されている。
 
 しかし、ベロッティは昨年12月にトリノとの契約を2021年まで延長したばかり。しかも、国外クラブ向けに1億ユーロ(約120億万円)という破格の契約解除金が設定されたことでも知られる。チェルシーやマンチェスター・U、リバプールなどライバルは資金力でミランを上回るクラブばかりだ。
 
 実際、トリノのペトラーキSDは「イタリアのクラブがベロッティを獲得することはできないと思う」と、ミラン移籍は難しいとの見解を示している。
 
「本人は我々のクラブに残ることを望んでいるんだ。彼の立場が変わるのは、スクデットやチャンピオンズ・リーグを狙えるようなトップクラブからオファーが届いたときだけだろうね」
 
 それでもミランは諦めていないようだ。報道によると、ミラベッリSDはペトラーキSDと話した際、ベロッティの移籍金を下げるためのトレード要員についても打診したという。
 
 ワトフォードにレンタル中のFWエムバイ・ニアングや、MFのユライ・クツカとアンドレア・ポーリといった選手たちの名前が挙がっているようだ。トリノのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、昨シーズン途中までミランを率いた指揮官だ。前述の選手たちをよく知っており、また評価もしている。
 
 ベロッティに対する欧州メガクラブの関心、ミランの近年や現状を考えれば、難しい取引であることは間違いない。だが、マーケットが「一寸先は闇」なのも事実。ミランの新時代を担うミラベッリSDは、いきなりビッグディールを実現させることができるだろうか。
 

最終更新:5/12(金) 16:22
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