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【古谷経衡氏インタビュー】コンプレックスのこじらせ過ぎは要注意! 森友学園問題で露呈した、“意識高い系”安倍昭恵氏の典型行動とは?!【後編】

ダ・ヴィンチニュース 5/12(金) 6:30配信

「環境・社会問題に取り組んでいるオレ」「起業・ノマドワーカーなど、新しい働き方やライフスタイルを提案するワタシ」etc. 大義を掲げる自分に陶酔し、SNSなどを使った自己アピールには余念がない。しかし実際には、知識も行動も伴わない人たち──。そんな彼らはいつしか「意識高い系」と呼ばれるようになった。

 他人から認められたいという「承認欲求」ばかりが肥大し、行動が空回りする彼らの背景には、どんな心の闇があるのか? 『「意識高い系」の研究(文春新書)』(文藝春秋)の著者・古谷経衡氏に、「意識高い系」の人たちの実像について話を聞いた。

──ではさっそく、首相夫人である安倍昭恵さんが、意識高い系であるという分析について教えてください。

古谷経衡氏(以下、古谷):安倍昭恵さんの著書やSNS活動には、意識高い系の特徴がたくさんちりばめられていることに気づきます。まずその著書には、他国のファーストレディと自分を比較し、学歴や専門性など、自分には何も他者から承認される要素がないと“強いコンプレックス”を持ったことが赤裸々に明かされています。そして夫人がSNS(フェイスブック、インスタグラム)に掲げる大義やフレーズは、具体性がなく「笑顔」や「環境」などの抽象的で多幸的なものです。東日本大震災の復興チャリティーとして三陸でバーベキューをやる。脱原発を掲げる政治活動家でミュージシャン・三宅洋平氏らと一緒に記念撮影をする。そういった写真の中心には常に安倍昭恵夫人が鎮座しています。

「私を見て!」と言わんばかりのアピールですが、表向きは「震災復興」とか「異なる意見との対話」など、見え透いた軽佻浮薄なもので具体性や具体的解決策への提言が全くない。こうした漠然とした大義の提案・開陳も、意識高い系の特徴ですね。

 意識高い系は20、30代に多いことはすで「前編」で述べてきましたが、安倍昭恵さんのように40、50代になって自意識と承認欲求が開花するケースを僕は、「遅れてきた意識高い系」と呼んでいます。「意識高い系」の中では亜種というか、若干珍しい部類と思います。ただ、SNSの広がりと共に、今後さらに増えるんじゃないでしょうかね。

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最終更新:5/12(金) 6:30

ダ・ヴィンチニュース