ここから本文です

無抵抗な“サンドバッグ”になってない? ツライ人間関係から逃れるには!?

5/12(金) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 就職、異動、転職などで、働く環境がガラリと変わった人も多いはず。相変わらず、イヤミな上司や気の合わない同僚・後輩に付き合っているという人もいるだろう。

  そんな人生を一歩前進したいときには、『賢く「言い返す」技術』(片田珠美/三笠書房)だ。本書では、職場の難しい上下関係から、やっかいな友人・グループづきあい、さらには、家族・パートナーまで、言われっぱなしじゃなく、賢く言い返して、ツライ人間関係を繰り返さない方法を伝授する。

 著者の片田氏は、精神科医として、難しい現代の対人関係からくる悩みや心の病を抱えた人々に、日々向き合う臨床実績に定評があり、ベストセラーに『他人を攻撃せずにはいられない人』(PHP新書)などがある。

そんな著者が、声を大にして訴えたいことは、
「攻撃に対して、無抵抗でいてはいけない」ということ。「いざというときは、どうか迷わず“自分の心を守る”ほうの道を選んでほしい」と、真摯に伝えている。

 そこで今回は、本書の内容から一部まとめてご紹介したい。

“期待通りの反応”を見せてはダメ!

 攻撃される側よりも、攻撃する人ほど、恐れ、不安を抱いており、弱い面があるという。戦いの基本は、まず相手の心理を知ることから。

 攻撃的な人は、以下8つのタイプのうちどれかに該当し、複数を同時という場合も。

(1)支配したい、思い通りにさせたい「王様」
(2)自分を認めさせたい「裸の王様」
(3)負けたくない、うらやましい「羨望」
(4)何でも思い通りにならないとイヤ「お子ちゃま」
(5)私はかわいそうな人なの「悲劇のヒロイン」
(6)誰かに当たらずにはいられない「置き換え」
(7)傷つけるのが快感「サディスト」

 また、彼らは“攻撃が届いたかどうか”を確認したがるそうだ。だからできるだけ、“期待通りの反応”を見せないようにしたい。

 詩人の寺山修司は、「醒めて、怒れ」と書いているそうだ。あくまでもクールに、“醒めて怒る、醒めて言い返す”。攻撃を受けたからといっても、相手と同じ土俵に立ってはならない。

1/2ページ