ここから本文です

日本初の社会課題解決型ホテル「トランクホテル」、渋谷に誕生

5/13(土) 17:03配信

オルタナ

ブライダル大手のテイクアンドギヴ・ニーズ(東京・品川)の完全子会社トランク(東京・品川)は5月13日、渋谷区神宮前で、日本で初めてとなる社会課題解決型ホテル「トランクホテル」の営業を開始した。(オルタナ編集部=小松 遥香)

同ホテルでは、環境配慮やローカル・ファースト(優先主義)などの理念に基づき、家具やアメニティなどに国産素材やリサイクル素材を使用。

トランクは、ホテルを利用することで、社会課題を意識した暮らしを実践する場を提供したい考えで、「持続可能で、センスの良さもある社会課題のソリューションを提供したい」と説明する。

背伸びしない、社会貢献

同社は、ミレニアル世代に代表される消費動向の変化や、世界のホテルが「閉ざされた社交場」から「オープンなコミュニティ」へと変わっている潮流を受けて、新しい価値観を提供する同ホテルの開業を決めたという。

ホテルのテーマは、「ソーシャライジング」。「自分らしく、無理せず、等身大で、社会的な目的を持って生活すること」を意味し、「環境」、「ローカル・ファースト」、「ダイバーシティ」、「健康」、「文化」の5つに焦点を置いている。

近年「人や社会のためになりたい」と考える人が増えているものの、社会貢献や社会のために何かするというと寄付や募金、ボランティア活動など、一歩踏み出して行うといった敷居の高さがあるのも事実だ。

そういう中で、同ホテルの場合、宿泊だけでなく、入り口を入ってすぐのラウンジスペースやレストランを仕事やプライベートで利用することで、一日の生活の中で社会課題を意識し、何らかの形で社会貢献につながることができるという仕組みだ。

社会課題を意識する人たちがつながる場所に

部屋数は、シングルルームやキッチン付きスイートなど15室。室内は間伐材を使用するなど、木と植物の緑を基調とした明るい空間だ。

オーガニックコットンのタオルやルームウェア、東京の地ビール、蛍光灯をリサイクルしたグラスや鉄をリサイクルして作ったハンガーなどが備え付けられている。

「社会課題を意識して生活する人たちがつながる場になれば嬉しい」と金野慎司・ブライダル担当は話した。

(CSRtodayより転載)

客室などの写真:CSRtoday ( http://www.csr-today.biz/24527 )

最終更新:5/15(月) 1:03
オルタナ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

第一特集「難民・人権問題でビジネスは無力か」
ゴールドマン・サックス証券、プロボノで支援
難民支援 独、米国、韓国の最前線を追う
企業の人権問題、成長・リスクの分水嶺