ここから本文です

「サッカー旭日旗」甲子園を目指す全ての高校球児にも失礼だ! --- 中田 宏

5/13(土) 7:11配信

アゴラ

先月行われたサッカーアジアチャンピオンズリーグ(ACL、AFC Champions League)の川崎フロンターレと水原(韓国)の試合で、フロンターレのサポーターが旭日旗(きょくじつき)を掲げたことが問題になっています。

これに対し、アジアサッカー連盟(AFC、The Asian Football Confederation)はフロンターレに“罰金1万5千ドル(約170万円)”と、執行猶予つきながら“連盟のもとで行われる1試合を無観客試合とする”という処分を下しました。

私は、この記事を新聞の見出しで見たとき大変に驚き、「もしかしたらそうかな?」と思って記事本文を読んだらやはりその通りでした。
韓国がクレームをつけたわけです。

そもそも「旭日旗」は朝日が昇る様を表す旗ですが、日本ではこれまでいろいろと使われてきました。
今でも陸上自衛隊や海上自衛隊、また漁に出向く漁船の大漁旗でも使われており、もともと縁起が良い意味があります。

これを韓国では
「旧日本軍の象徴だ」
「軍国主義だ」
「帝国主義!」
とイチャモンをつけたわけですが、この件を記者会見で質問された菅義偉・官房長官は次のように答えています。

「スポーツ団体の独立した決定なので、コメントは控えるべきだと思う」
「Jリーグ、日本サッカー協会と緊密に連携をとりながら、大会管理者の今後の対応を注視していきたい」

しかし政府は「注視」ではなくきちんと口を挟むべきです。

「スポーツの世界のこと」とこのまま放置しておけば、「陸上自衛隊や海上自衛隊は軍国主義」ということになってしまいます。
韓国や韓国人など他国からのことを一つひとつ聞いていたらキリがありません。
誰かが不快に思うと表明する度に「ごめんなさい」と謝っても世界では通用しません。

また、旭日旗で思い出すのは「朝日新聞」です。

旭日旗を社旗のモチーフにしている朝日新聞がこの問題をどのように扱っているのか探してみたところ、以下のようなものがありました。

“「<視点>旭日旗、処分の重み受けとめて サッカーJ1川崎」(http://www.asahi.com/articles/DA3S12923812.html)”

「不快な思いをさせているのだから、今回のようなことを繰り返さないようにしなさい」といった内容です。

???
大丈夫?

このままでは、朝日新聞社などが主催する夏の高校野球甲子園でバックスクリーン上にはためいている朝日新聞のマークでは”軍国主義”高等学校野球選手権になってしまいます。
日本でも旭日旗を不快に思う人が少しはいるでしょうから、朝日新聞は使用をやめるでしょう。
しかし「不快に思う人がいるなら止めます」というのは困ります。

文句があると「ハイ止めます」はないでしょう。

“【サッカー旭日旗】甲子園を目指す全ての高校球児にも失礼だ!(https://youtu.be/gbkqzwDIQ0I)”


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2017年5月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://nakada.net/category/blog)をご覧ください。

中田 宏

最終更新:5/13(土) 7:11
アゴラ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

アゴラ-言論プラットフォーム

アゴラ研究所

毎日更新

無料

経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム