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王者中国「打倒・平野美宇」へ本気の珍練習 そっくりさん招集&敗戦動画ループ再生

5/14(日) 18:16配信

THE ANSWER

17歳女王打倒へ本腰…“影武者”28人出現、平野は最多4人「脅威のプレー模倣する」

 ドイツ・デュッセルドルフで29日に開幕する卓球の世界選手権。優勝候補の一角に挙がる女子シングルスのアジア女王、平野美宇(エリートアカデミー)を打倒するため、王者・中国がついに本腰を入れた。女子チームは大会で対戦する可能性のある強敵のプレースタイルをコピーした“そっくりさん”延べ28選手を非公開練習に招聘。なかでも“仮想平野”として最多4選手を準備したという。国際卓球連盟(ITTF)サイトが「模倣者が中国代表の非公開練習に動員される」と特集している。

【動画】ITTF公式ツイッターで「電光石火」と紹介されたアジア選手権での平野美宇

「マーベラス・ミウ」の異名を取るアジア女王対策に卓球王国が総力を挙げ、ついに本気になった。

 特集では、23人が世界選手権に向けて招集されたことを紹介し、「女子中国代表にとって脅威となるプレースタイルを模倣するために選出された」と報じている。

 代表チームの練習相手として、ライバルの“影武者”を務める中国人選手が選出され、1人で複数役をこなす選手も含めると、延べ28選手を模倣。非公開練習ではライバル選手と同じスタイルで、模擬訓練を繰り返していることを紹介した。

 最大の脅威は、平野だという。中国・無錫で行われたアジア選手権で、リオ五輪金メダルで世界ランク1位の丁寧ら中国のトップランカー3人をなで斬りにした日本の17歳について「ミウ・ヒラノは凄まじい脅威と認識されている、彼女の模倣をする選手は4人にも上る」と指摘。平野役として、スン・インシャ、ワン・マンユ、チェン・シントン、リュ・ミンの4選手が緊急動員されたという。

アジア選手権の敗戦動画ループ再生の珍練習も「モチベ間違いなく高める」

 仮想・平野で準備された4人は、今回の代表合宿で選手1人に対するコピー選手では最多の人数。次いで世界ランク4位のシンガポールの実力者、フェン・ティアンウェイの3人だった。

 仮想・伊藤美誠(スターツSC)にはザン・ルイが、仮想・石川佳純(全農)にはチェン・ケとグ・ユチンの2人が、仮想・早田ひな(希望ヶ丘高)にはリュ・ガオヤンとウェン・ジアの2人が配置。日本代表対策に9選手も動員されたことになる。

「打倒日本」「打倒平野」にかける中国の執念はコピー選手動員だけにとどまらない。記事では、さらなる珍練習を紹介している。

「これが中国の準備の全てではないのだ。アジア選手権で優勝したミウ・ヒラノのビデオは練習場でループ再生されている。傷口に塩を塗る行為だが、これはデュッセルドルフでメダルを確保しようとしているチームのモチベーションを間違いなく高める」

 そっくりさんも動員する中国代表の手法に対し、「このユニークなトレーニング法をあなたはどう思いますか?」と特集では疑問を呈しているが、史上最年少で輝いた17歳のアジア女王に対し、中国が最大限の警戒を寄せていることは間違いなさそうだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:5/14(日) 18:16
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