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なでしこ川澄が米最多記録の1試合4アシスト 米代表同僚らが絶賛「ナホは世界屈指のパサー」

Football ZONE web 5/14(日) 22:10配信

川澄が今季初ゴールを決め、1試合4アシストの金字塔

 シアトル・レインの元なでしこジャパンFW川澄奈穂美が偉業を成し遂げた。現地時間13日の本拠地ワシントン・スピリッツ戦で先発すると、1ゴール4アシストの活躍を見せて6-2の勝利に貢献した。クラブ公式サイトでは「ナホの1試合4アシストはNWSL(米女子サッカーリーグ)最多記録」と金字塔を報じている。

【動画】川澄がNWSL記録の1試合4アシスト! 今季初ゴールもゲット

 この日はまさに「川澄劇場」だった。前半20分、相手のパスを奪った川澄がワンツーで相手エリア内に侵入すると、MFネアーンに丁寧なパスを落として先制点をお膳立て。同35分には右サイドから川澄がクロスを供給し、中央でFWヤネズが合わせて追加点を奪う。後半14分にPKで1点を返されて嫌なムードが漂ったが、これを払拭したのも川澄だった。

 同23分、MFラピノーからのパスをファーサイドに走り込んだ川澄が今季初ゴールを決めて再び3-1と突き放す。3分後には、ラピノーが最終ラインの裏へ抜け出して川澄にパスを通し、再びラピノーにパスを戻して4点目。さらに1点を追加したシアトルは同34分、左サイドからのクロスを川澄が落とし、MFエルストンが冷静に決め、これが川澄にとって4アシスト目となった。

 先制点を決めたアメリカ代表のネアーンは、「ナホは本当にハードワークして、ダイレクトで打てる場所に完璧なパスをくれた」と称賛。また同代表のラピノーも「(ナホは)世界屈指のパサーだと思う。良い走りをすれば、そこにボールが来ることを私たちはいつだって分かっている」と絶大な信頼を寄せている。

輝き放つ31歳になでしこ復帰のチャンスは?

 1試合4アシストという偉業を達成した川澄だが、自身はブログで初ゴールを喜びながらも淡々と課題を振り返っている。

「失点は課題として残りますが、次節もホームなのでしっかりと勝てるようにまた良い準備をしたいと思います。個人的には、今季初ゴールをあげることができ素直に嬉しく思います。シーズン通してチームの力になれるようにまだまだ頑張ります」

 かつて澤穂希らとともに2011年ドイツ女子ワールドカップを制して世界女王に輝いた経験を持つ川澄だが、現在のなでしこジャパンは高倉麻子監督の下で世代交代を推し進めており、いまだ声がかかっていない。高倉監督は以前「年齢では区切らない」とコメントしているが、今季シアトルで輝きを放つ31歳に、16年3月以来となる代表招集のチャンスは訪れるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/15(月) 18:17

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