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ドローのドルトムント、3位確保は最終節へ持ち越し…香川は貴重な同点ゴールをアシスト!

5/14(日) 2:00配信

SOCCER DIGEST Web

前半のアウクスブルクはカウンターが冴えて先制も果たしたが…

 5月13日、ブンデスリーガ第33節が行なわれ、ドルトムントは1-1でアウクスブルクと引き分けた。
 
 前節、ホッフェンハイムに勝ってチャンピオンズ・リーグ(CL)のストレートイン圏内である3位に浮上したドルトムントは、この順位を確定するためにも必勝を誓って臨んだが、一方のアウクスブルクも残留を確実にするために、やはり勝点が欲しかった。
 
 香川は2試合ぶりにスタメンに名を連ね、立ち上がりはヴァイグルと並ぶボランチの位置でプレーしたが、徐々にポジションを高めにとり、チームの攻撃に絡んでいった。一方、アウクスブルクの宇佐美は今回も、ベンチ外となった。
 
 試合はアウェーチームがボールポゼッションで大きく相手を上回るものの、前線に良いかたちでボールが繋がらず、効果的な攻撃を組み立てられない。長いあいだ、シュートまで持ち込むことすらできず、シュメルツァーが遠めから強引にミドルを放ったのは16分を過ぎてからだった。
 
 一方のアウクスブルクは、大部分の時間帯で守勢に立たされたが、それは端から織り込み済みであり、しっかり要所を締めて守り、ボールを奪うとスピーディーなカウンターからゴールを狙っていった。
 
 DFラインの裏を狙い、ボールを通すとスプリント勝利を仕掛ける攻撃はドルトムントを苦しめる。たびたびチャンスを作ったホームチームは、28分には先制点も決めた。
 
 GKルーテからのロングキックに反応した2列目のマックスが抜け出して左足のシュート。これはGKビュルキが弾いたものの、猛烈な勢いで走り込んだCFフィンボガソンが詰めてゴールネットを揺らしたのである。
 
 アウクスブルクに狙い通りの展開でゴールを許したドルトムント。ここまで攻守が機能せず、ずるずると相手の術中に嵌っていくかとも思われたが、意外にもすぐに同点とする。
 
 32分、波状攻撃からペナルティーエリア手前でボールを拾った香川が、相手をひとりかわしてシュート。威力はなかったが、ゴール前にいたオーバメヤンがコースを変えてゴールに流し込んだ。
 
 香川は21分にヴァイグルが右足首を痛めて退場してからは、ボランチに移行したギンターを補助するためにしばらく下がり目でプレーし、なかなか良いかたちで攻撃に絡めずにいたが、ファーストシュートがチームの得点に繋がり、以降は攻撃で存在感を強めていった。
 
 同時にドルトムントも攻撃が機能し、チャンスを作り出せるようになる。
 
 42分にはカウンターから右サイドを抜け出したオーバメヤンのクロスを香川が中央でトラップしてシュートを放とうとしたが、複数のDFによってこれを阻まれた。
 
 後半も最初から、ドルトムントは完全に主導権を握る。
 
 しかし、前半のような効果的なカウンターを繰り出せなくなり、失点を防ぐことだけに重点を置いたアウクスブルクに対し、54分にデンベレ、56、61分にオーバメヤンが惜しいシュートを放つが、どれも決まらない。
 
 さらに70分にはゲレイロがロイスのクロスに合わせ、74分にはシュメルツァーが強烈なロングシュートを放つも、ホームチームの守備の壁に阻まれる。
 
 逆に77分、CKからコールにヘディングシュート(枠外)を浴びて冷や汗をかいたドルトムントは、81分に香川がクロスを頭で合わせるもルーテのファインセーブに遭い、2分後の香川のスルーパスを受けたロイスのシュートはゴールマウスを逸れていった。
 
 勝ちたかった一戦で、勝点1を分け合った両チーム。ドルトムントの3位確定も、アウクスブルクの残留も、それぞれ最終節のブレーメン戦、ホッフェンハイム戦の結果に委ねられることとなった。

最終更新:5/14(日) 13:59
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