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オークスの行方がついに見えた!「3歳牝馬ランキング」最終版を発表

5/15(月) 7:50配信

webスポルティーバ

2017年3歳クラシック
Sportivaオリジナル番付(牝馬編:第5弾)

 牝馬クラシック第1弾のGI桜花賞(4月9日/阪神・芝1600m)は、思わぬ結果となった。前哨戦のGIIIチューリップ賞(3月4日/阪神・芝1600m)を快勝し、「死角なし」と見られていた2歳女王ソウルスターリング(牝3歳/父フランケル)が敗戦。直線で伸びあぐねて3着に沈むという、大番狂わせが起こったのだ。

【写真】侮れないオークス「穴馬」は他にもいる

 波乱のレースを制したのは、8番人気のレーヌミノル(牝3歳/父ダイワメジャー)。ソウルスターリングを引き離し、2着リスグラシュー(牝3歳/父ハーツクライ)の追撃も半馬身差振り切った。終わってみれば、昨年のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(2016年12月11日/阪神・芝1600m)の上位3頭の着順が逆になっただけ、という結果だった。

 続いて、迎えるのは牝馬クラシック第2弾となるGIオークス(5月21日/東京・芝2400m)。トライアル戦では、GIIフローラS(4月23日/東京・芝2000m)をモズカッチャン(牝3歳/父ハービンジャー)が、オープン特別のスイートピーS(4月30日/東京・芝1800m)はブラックスビーチ(牝3歳/父ディープインパクト)が制した。

 これらの結果を受けて、2017年3歳牝馬の最終『Sportivaオリジナル番付(※)』を発表したい。なお、当然ながらオークスに向けての評価に特化したものゆえ、オークスに出走しない馬は番付から除外している。
※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、独自なデータを駆使するパソコン競馬ライターの市丸博司氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今回はオークスに挑む3歳牝馬の、現時点における実力・能力を分析しランク付け。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。

 1位はソウルスターリング。2歳女王となって以降、ずっと守ってきた首位の座を今回も保持した。桜花賞ではよもやの敗戦を喫したが、「それでもこの世代の主役」という意見が大半を占めた。

◆市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「桜花賞の3着は、馬場が合わなかったとしか考えられません。勝ったレーヌミノルが苦にしなかった分、その差が相当大きかったと思います。続くオークスでは、問題になるのは距離(2400m)ですが、これまでのデータから言うと、桜花賞で上位に入った馬がオークスで距離に泣くケースはほとんどありません。余程の短距離血統なら別ですが、この馬の場合は母父が中距離で活躍馬を出したモンズーン。ごまかしの利かない平均以上のペースになれば別ですが、良馬場でスローの上がり勝負になったら十分にこなしてくれるでしょう」

◆木南友輔氏(日刊スポーツ)
「桜花賞の敗因は道悪に尽きると思っています。それからこの馬に関しては、同じ世代の牝馬同士なら距離の壁はないでしょう。欧州では今月に入ってからも次から次へとフランケル産駒のクラシック候補が出てきて、好レースをしています。『無敗のヒロイン』の誕生を期待したい気持ちもあったので、桜花賞で敗れたことは残念ですが、オークスでの反撃が楽しみです」

◆吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「栗東トレセン(滋賀県)の滞在はなく、関東馬が阪神JF→チューリップ賞→桜花賞のローテーション。この長距離輸送3連発が、桜花賞では重箱の隅をつつけば……という程度の不安点でしたが、その影響が少なからずあったのかもしれません。チューリップ賞から中5週で時計を出したのが、当週と1週前追いの2本だけというのもさすがに少なかったですね。

 蹄(ひづめ)が大きいとはいえ、血統や走法からは道悪はこなせるタイプで道中の走りは問題ありませんでした。道悪を敗因にするのは簡単ですが、走破時計を踏まえれば、それだけを理由にするのは危険かと思われます。満を持して直線を向いたにもかかわらず、追い出してから内へモタれ気味にふらついていたことを考えれば、チューリップ賞の出来にはなかった、ということが本当の敗因でしょう。

 今度は中5週で”ホーム”の東京競馬場。4月30日には美浦トレセン(茨城県)の坂路で4F56秒1をマークしており、桜花賞の1、2着馬より早い始動は巻き返しへの意欲の表れ。折り合い面、体形からして距離は問題なく、オークスの舞台なら全能力を発揮できるはずです」

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