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テクノロジーはすべてを台無しにしている、広告も含めて:失業中コピーライター(56歳)の告白

5/15(月) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

このコラムの著者、マーク・ダフィ(56)は、広告業界辛口ブログ「コピーランター(コピーをわめき散らす人)」の運営人。米BuzzFeedで広告批評コラムを担当していた業界通コピーライターだが、2013年に解雇を通達された。趣味のホッケーは結構うまい。

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果たして、本当に人類の役に立った発明を最後に見たのは、いつだろうか。おそらく小さい太陽発電パネルがついた電卓であろう……ああ、そういえばインターネットとかスマートフォンなんてものもあったっけ。しかし、大抵の場合は、シリコンバレーが我々に突きつけてくる「イノベーション」なんて、大して役に立たないモノばかりだ。

いまから80年も経てば、我々人間が行っている仕事の半分はロボットに取って代わられて、残りの半分は脳にチップを埋め込んでロボットの手下として働いていることだろう。もしくは、気候変動か戦争か病気か革命か何やらかんやらで、絶滅しているかだ。

シリコンバレーのテクノロジーが若さの泉を人類に提供して人類全体が救われる、なんてことは起こらないだろう。テック業界は、オレたちのことや国全体のことなんて、本気で心配なんかしていないからだ。彼らはあくまで次の「ユニコーン」が何で、そのユニコーンをどれだけ生き長らえさせるか、そしてそのあいだに、投資家たちをダマして金を搾り取ることに尽力しているに過ぎないのだ。それが終われば、次のやつに転向するだけだ。

スマホの奴隷たちよ

そのあいだ、皆さんはハイテク技術に囲まれて素晴らしい生活を過ごす……なんて妄想しているかもしれないが、その時間のほぼすべては、スマートフォンのスクリーンを眺めるのに費やされることを忘れてはいけない。とにかく四六時中スクリーンを見つめている。

トイレにいるあいだも、死ぬ直前まで画面を見つめているだろう。NATO・ロシア・中国間における戦争がはじまれば、ミレニアル世代のパイロットは空からセルフィーを届けてくれるのだろうか(と考えるだけムダかもしれない。きっとロシアは我々の兵器システムをすべてハッキングしてしまっているから)。

はいはい、と冷たく笑って、この文章を読み飛ばしたければ、そうしていただきたい。ただ忘れてはいけない。そんな、アンタもこの文章をスマートフォンで読みながら貴重な時間を費やし、そして、あらゆる情報がトラッキングされているのだ。その情報を利用しているのは、広告主から当局、ハッカー、ヒットマン、と果てはない。

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