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『Magic: The Gathering』プロツアー、日本人選手2名がTOP4に

5/15(月) 19:29配信

KAI-YOU.net

トレーディングカードゲーム・『Magic: The Gathering』最高峰の大会として開催された「プロツアー アモンケット」にて、日本人選手である渡辺雄也さん、行弘賢さんがTOP4入りを果たした。

Team Cygamesに所属する渡辺雄也さんは決勝まで駒を進め、準優勝。Dig Cards所属の行弘賢さんは独自性の強い緑黒ビートダウンで3位。優勝はアメリカのジェリー・トンプソンさんが見事に勝ち取った。

「プロツアー アモンケット」はアメリカ合衆国テネシー州のナッシュビルにて、5月13日から5月15日まで開催。全世界から選りすぐりのプレイヤー計378人がしのぎを削り合った。

『Magic: The Gathering』プロツアーとは?

世界最古のトレーディングカードゲームとして知られる『Magic: The Gathering』は、現在賞金制の大会が各国で開催されるまでに競技ゲームとしての側面が発展している。

「プロツアー」は1年に3回程度開催される、『Magic: The Gathering』最高峰の公式大会となっている。様々な厳しい予選や条件をクリアし、参加権を得たプレイヤーだけが参加できる招待制の世界大会となっており、全世界の都市で開催される。賞金総額は250,000ドル(約2,840万円)以上にのぼる。

あらかじめ組んでおいたデッキを用いてプレイする構築戦と、その場でパックを開けてデッキをつくるブースタードラフトの2競技を繰り返し、TOP8に残った8人が決勝として最終日を戦う、熾烈な大会となっている。

新デッキ「ゾンビ」が蹂躙した3日間

「プロツアー」は『Magic: The Gathering』の新セットが発売された約1ヶ月後に都度開催される。

今回は「アモンケット」という大型セットの発売にあわせて開催され、新たなカードを用いた構築や対戦環境がどのようなものになるのか、注目されていた。
「プロツアー」開催前は、環境最速のビートダウンデッキ「機体」が優勝候補の筆頭としてメタゲームの中心にいたが、多くのプレイヤーに完全に対策されてしまい、「機体」デッキの使い手は勝ち星をあげることができなかった。

蓋を開けてみると、プロツアー前まであまりマークされていなかった新手の「ゾンビ」デッキを多くのプロプレイヤーが使用。細かで機転の効く立ち回りと、破壊されても何度も墓地から蘇ってくる粘り強さによって多くのマッチで存在感を見せつけた。

優勝したジェリー・トンプソンさんの使用デッキも「黒単ゾンビ」で、今大会を象徴するデッキとして鮮烈な勝利を飾った。すでに、多くのカードショップで、これまで安価だった「ゾンビ」パーツの値段がつり上がる現象が発生している。

「プロツアー アモンケット」3日間の大会の模様は、この記事に貼られているTwichでの配信録画で見ることができる。日本語での実況を楽しみたい人にはニコニコ生放送にタイムシフト視聴としてアーカイブされているので、そちらもチェック。

次回プロツアーは、日本の古都・京都で開催

次回のプロツアーは、なんと日本が舞台。「プロツアー 破滅の刻」として2017年7月28日から30日の3日間にかけて京都にて行われる。

今回は惜しくも日本人プレイヤーは優勝を逃してしまったが、世界中の強豪を打ち破り、大健闘。近年は日本でも競技人口の層が厚くなり、度々優勝者を輩出している。

日本でのプロツアー開催は6年ぶりというだけあって、今後さらなる『Magic: The Gathering』の加熱が期待される。

米村 智水

最終更新:5/15(月) 19:29
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