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守勢に転じた小池知事 見えないところで自民にケンカ上等

5/16(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 7月の都議選まで2か月を切り、小池百合子・都知事率いる新党「都民ファーストの会」と自民党のバトルが本格化しつつある。都民ファーストの会に衝撃を与えたのが“看板候補”となるはずだった中村彩氏(27)の自民党による引き抜きだ。

 慶応大学大学院から日本取引所グループ(JPX)に進んだキャリアウーマン。小池百合子政経塾「希望の塾」に参加して都議選候補者養成コースに選抜され、「小池アマゾネス軍団の1人」としてメディアで注目されていた人物だ。そんな彼女が、小池氏の宿敵である“都議会のドン”内田茂・都議の後継者として自民党の公認を受けたのだ。

 小池新党は自民党東京都連会長の下村博文・代議士の元公設秘書、平慶翔氏(29)を引き抜いた。女優・平愛梨の実弟でもある。しかしその平氏には“スキャンダル爆弾”が炸裂。『週刊新潮』(4月13日号)で下村氏の秘書時代に「カネがらみの不祥事」で事務所を解雇された疑惑が報じられたのだ(本人は否定)。

 守勢に転じた小池氏側は“ハリネズミ”状態でピリピリしている。都民ファーストの新人候補の選対幹部が明かす。

「小池知事サイドから『選挙事務所では来訪するお客さんに茶菓も出してはいけない』という厳しいお達しまで来ている。都民ファーストの会はクリーンと透明性を看板にしているから、どんな些細なことでも、対立候補から“特定の人に便宜を図った”などと批判されないようにするためだそうです」

 候補者が有権者の話を聞いて要望を汲み上げるのは重要な活動であり、「お茶も出すな」とは過敏すぎるように思えるが、メディアへの対応も同様だった。

 本誌記者が都民ファーストの都議候補の1人に毎朝、駅前で行なっている「朝立ち」(街頭演説)を取材したいから日程を教えてほしいと申し込むと、「都民ファーストの許可を取ってくれ」という回答。そこで都民ファースト本部に連絡すると「質問内容を提出していただきたい」(広報担当者)。街頭演説を聞くだけでこの対応。いかに神経質になっているかがわかる。

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