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絶妙ループで沸かせた久保建英。本大会へ“和”を強調「チームというのが日本の特徴」

5/16(火) 6:37配信

SOCCER DIGEST Web

「やるからには高いところを狙っていく」

[親善試合]U-20日本代表 3-2 U-20ホンジュラス代表/5月15日/エコパ

【親善試合U-20日本代表 3-2 U-20ホンジュラス代表 PHOTO】U-20日本代表がホンジュラス代表に逆転勝利!

 この日はベンチスタートとなった久保建英だが、きっちり見せ場は作った。

 62分、岩崎悠人(京都)に代わりピッチに立つと、直後に左サイドで初瀬亮(G大阪)とパス交換を披露。最後は堂安律(G大阪)のシュートへつなげ、この流れで得たCKから3点目が生まれた。

 洗練されたテクニックは、年上の外国籍選手たちにも十分に通用した。ホンジュラスの選手との体格差は明らかで、試合後には「(フィジカル面の差は)感じました」とも明かしている。それでも、相手をあざ笑うかのように股抜きで華麗に敵をかわし、狭いスペースでも難なく局面を打開して会場を沸かせた。

 最大の見せ場は、45分ハーフの親善試合後に行なわれた、30分×1本の練習試合。1点リードで迎えた終了間際、市丸瑞希(G大阪)のロングパスに上手く反応し、GKと1対1の場面を迎える。迷わず絶妙なループシュートを放ったが、シュートは惜しくもゴール左へ。悔しさのあまり、思わずピッチに倒れ込んだ。

 結局、ゴールは奪えなかったが、技術、判断力の高さを改めて証明。15歳で飛び級選出された事実を感じさせないほどに堂々たるプレーを見せて、決戦の地・韓国へと乗り込む。

 久保にとって初の国際大会での目標は、「やるからには高いところを狙っていく」ということに変わりはない。本大会では「ドリブルに注目してほしい」とアピールも狙うが、だからと言って、スタンドプレーに走る意識はない。

「チームというのが日本の特長だと思うので、チームとして良いところまで行けたらと思います」

 チームの“和”を乱さぬよう、最善のプレーを選択して、勝利の立役者になる。そのなかで久保の才能とテクニックは、自ずと輝いていくはずだ。


取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:5/16(火) 6:38
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