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【U-20代表】背後に抜け出されて失点…世界レベルを前に守備の要・中山雄太はなにを感じたのか?

5/16(火) 11:30配信

SOCCER DIGEST Web

「これが大会前で良かったとポジティブに捉えていきたい」

[親善試合]U-20日本代表 3-2 U-20ホンジュラス代表/5月15日/エコパ

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 この日の2失点に象徴されるように、改めて痛感させられたのは一瞬のスピードだ。カウンターに持ち込まれた18分の1失点目、そして、自陣からスルーパス一本で最終ラインを破られた32分の2失点目にしても、敵の速さに付いていけなかった。

「先制点は取れましたけど、そこをひっくり返されたので、世界に出るチームはこんな感じなんだなと。ひと言で言うなら、これが大会前でほんと良かったなと思います」

 CBの一角を務めた中山雄太(柏)の口からは、勝利のことよりも、反省の言葉ばかりが漏れた。失点を「ゼロ」で抑えられなかった事実はもちろん、2失点目は自らの背後を取られて奪われたものだったから、なおさら危機感を感じたはずだろう。

 その2失点目は、ドグラス・マルティネスにスルーパスを通された瞬間、ダリクソン・ブエルトへの対応に後手を踏んでしまった。これについて、中山はこう改善点を述べる。

「チームとしては(自陣ゴール)エリアでのボールの運び方、個人としても、その場で起きた状況をよく考えられていたら良い対応ができた。もっと見つめ直すべきだと思いました」

 初優勝した昨年のU-19アジア選手権では、6試合をすべて完封。冨安健洋(福岡)とCBでコンビを組み、抜群の安定感を示した。“対世界”となれば、またひと味違った厳しい戦いが待ち受けるが、この日の教訓を活かして戦う覚悟がある。

「球際や一瞬のところ、これまでやられていなかったところでやられ始めている。ただ、今日やられた部分を改善すれば逆にレベルアップできると思う。先ほども言いましたが、これが大会前で良かったとポジティブにとらえていきたい」

 初戦の南アフリカ戦(5月21日)まで残り5日。時間は決して多くはないが、さらなる成長を誓った。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:5/16(火) 11:30
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