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ペットの医療保険 予防接種・去勢は対象外などの制限に注意

5/17(水) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 高齢化に伴う医療費の増加に悩んでいる人も少なくないだろうが、それは人間だけの問題ではないのだ。愛知県の愛犬家の女性からこんなお悩みが届いた。

「先代の犬が晩年病気がちになり、医療費がかなりかかったので、新しい子犬を迎えるにあたり、ペット保険の加入を検討しています。ペット保険を選ぶ際の注意点などを教えてください」(愛知県、ココア、53才、パート)

 そこで、ペットに関する事件・トラブルなども取り扱う、弁護士でペット法学会理事の杉村亜紀子さんにペットの保険についてお話を聞いた。

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 近年、ペットも長寿化し、それに伴いペットにかかる医療費もかさむようになってきました。人間の場合は公的な健康保険制度があり、医療費の一部を自己負担すればいいですが、ペットにそのような制度はなく、飼い主が支払うべき医療費は高額になります。

 そこで、いざという時に備え、ペット保険への加入を検討されるかたは、年々増えているようです。なお、ペット保険には、ペットの治療費をカバーする保険と、ペットが人間や他のペットにけがを負わせてしまったなど、ペットが原因の事故の損害賠償のための保険があり、今回は前者についてお話しします。

◆犬、猫だけじゃない! うさぎ、鳥類、爬虫類も対象

 サービスの内容は保険会社によってさまざまで、加入時のペットの年齢やペットの種類などにより金額が変わります。犬、猫だけでなく、うさぎ、鳥類、爬虫類などが加入できる保険もあります。

 保険料はプランなどによってさまざまですが、例えば、0才のチワワが50%補償プランに入る場合、月々1000円台のものもあるようです。

 ペット保険に加入するメリットとしては、金銭的な不安がなくなり、治療の選択肢を広げられることがあります。ただし、すべての治療に保険が適用されるわけではなく、予防接種や去勢・避妊手術、けがは対象外など、制限が設けられている場合もあるので要注意です。

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