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EXILEグループがまた大増殖 将来音楽は、聴く人より作る人の方が多くなる? 

5/17(水) 7:00配信

文春オンライン

 前々から薄々感じていたとはいえ、このところ実感がいや増したというか。日常にリアルに姿を現し始めたように思えてならないことがある。

 音楽商売の主軸が“コペルニクス的転回”的な意味でどこかに移行しつつあるのではないかという話である。とか、今週もかなり思わせぶりな始まりではありますわな(笑)。

 ところでわたくし。最近。このページは業界にも結構本気で信じ込んで読んでるヒトいるんだぁ! てなことにひょんなことから気づいた時がありまして、こちとらといたしましてはありがたいことではありますが、俺がほぼ口から出まかせで書いたようなネタを、この俺の目の前で、まさか出どころが俺と知ってか知らずか、それこそしたり顔っていうの? まるで自分が考えたかのようにまことしやかに語ってくれる御仁がいたのには笑った。内容、展開からおもんぱかるに、どう考えてもその先生の講釈、誰かこのページを読んだ人からの受け売りなんだよね。それをもう、さも知った風にレクチャーでもされた日にゃあーた。

 なので一応注意しておく。みんな、俺のいうことを鵜呑みにして吹聴なんかしてると恥かくヒトが出るからね。てかこのエピソードからして捏造の可能性なきにしもあらずな今日この頃……おっと与太を飛ばすのはこのぐらいにして、さて本題に戻ろうか。

 少し前から私は、

「将来、音楽は、聴く人より作る人の方が多くなるだろう。何故なら、今やスマホ一台で誰もがタダでプロ水準のミックスは可能な時代になった。結果、聴くより作る方が全然楽しいぞと子供たちにバレてしまうのは、時間の問題だ」。

 そういってきた。

 一方アイドル事情に目を転じれば、今日、大手は勿論、超地味な事務所でさえ、新規売り出しはまず団体モノだ。てーことは、単純計算でも、アイドルを名乗る人間の数は例えば70年代と比ぶれば数十倍に及ぶ!? いやいや詳しくは知らぬよ、しかしなんにせよ観るより演(や)る方が楽しいと――いわゆる音楽好きな層なんかより――いち早く、人気者の世界に憧れる子たちが分かっちゃったのかどうかもともかく、EXILE関連ひとつとってみても、レプリカ版増殖の進み度合は指数関数的(はオーバーですかね)といってもいい。このまま行けば中盤に述べた自説、すなわち“聴き手と作り手の員数逆転”的未来絵図さえ、あながち荒唐無稽なファンタジーとはいえなくなる日も、案外本気で来ちゃうのでは……?

 さてRAMPAGEだが、らしいっつーか、無難だよなぁ。よくいえば期待を決して裏切らない味ね。そうだ! 彼等の給料ってどんぐらい? 無性にそれが知りたくなったのは、なんか家系ラーメンとかのお店が一つ増えたみたいな印象だったからですかぁ?

 After the Rain。

 この、楽曲から漂ういかにも“潰しが効きそう”な気配に、今の時代ならではの音楽家の気質を感じたのだった。

今週の訂正「前々回(4/27号)でゴールデンボンバーの『女々しくて』について、“超ヒットからはやもう8年”と書いていましたが、2009年にシングルが発売されたのち、世間的な超ヒットの現象が起きていたのは2012年~13年ごろでした。知人から指摘されてうっかりに気がつきました」と腰低めの近田春夫氏。「お詫びして訂正します」

近田 春夫

最終更新:5/17(水) 7:00
文春オンライン

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