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「和歌山県湯浅町・醤油発祥の地の一期一会グルメ生しらす丼!」多聞恵美のうまいもんオカワリ!!

5/17(水) 11:39配信

エイ出版社

数々の旅を、うまいもんを通してご紹介

バイクツーリング誌『BikeJIN』のグルメツーリング連載「多聞恵美のうまいもん好っきゃモン!」を担当し早10ウン年。私の旅をもっと知ってもらいたい! 旬のうまいもんの素晴らしさを伝えたい! バイクと温泉の相性の良さを知って欲しい! てゆーか「ドヤっ」て自慢したーい!(笑)。というわけで私が今まで味わって来た数々の旅を、やっぱりうまいもんを通してご紹介させていただきます。

春の訪れとともにやってくる「しらすグルメ」

生しらすや釜揚げしらす。春が近づくと「しらすグルメ」を取り上げるテレビ番組や情報誌がグンと増えますよね。その理由は例年1月から3月のしらす漁禁止期間が解除される時期の為。解禁直後って、うまいもん欲をそそる響きですもんねえ!

という私もこのコラムの母体「BikeJIN誌」の最新号、BikeJIN/培倶人 2017年6月号 Vol.172で静岡県・田子の浦漁港のしらす丼と由比の桜えび丼の記事をご紹介しております。関東・甲信越エリアの皆様は是非そちらもご覧下さいませ!

実は「しらす」は魚の名前じゃない!

さて、春告げ魚といえばサワラですが、この「しらす」も地域によって春告げ魚かな。我が地元・兵庫県も水揚げトップの常連で「ちりめんじゃこ(=茹でたものを干したしらす)」は頻繁に食卓に上がる食材でした。

ちなみに「しらす」って聞くとみんな「ああ、あれね」って思い浮かぶと思いますが、実は「しらす」は魚の名前じゃないってこと知ってました? 主にカタクチイワシなどの身体に色素が無く白い稚魚の総称なんですってよ。まあ厳密に言えば白っていうか半透明っていうかですけど。しらす(カタクチイワシetc)、イカナゴ、しろうお、このへん混同しがちですが、全部違う魚なんですね。

いやあ大人になってもツーリングをきっかけに覚えることがたくさんあって、やっぱり旅も食も楽しいです。あ、もちろんバイクも!

伝統と歴史が息吹く醤油発祥の地、紀州・湯浅

そろそろ本題へ。

今回ご紹介する和歌山県・湯浅町の生しらす丼は醤油ベースのダシが決め手!というのも、湯浅町は日本の醤油の発祥の地。「伝統と歴史が息吹く醤油発祥の地 紀州・湯浅」として知る人ぞ知るツウなスポットなのです。

歴史的に名高い熊野古道を有する湯浅町。重要伝統的建物保存地区にも指定されており、重厚感のある街並は実に旅情緒を誘う眺めです。細い格子戸に本瓦葺きの屋根、虫籠窓のアクセントで彩られた漆喰塗りの建物。どの角度を見てもタイムスリップした気分にさせてくれる通りをバイクで進めば、なんだか”鉄馬”に乗ったお侍さん気分にも!? 個人的に印象深かったのは、保存地区に現存する唯一の手造り醤油蔵「角長本店」。すべて手作りという”本醸造”の醤油。特に”生しょうゆ”の美味さには脱帽でした。角長醤油資料館・職人蔵として貴重な資料の一般公開(要予約・問合せ)もして下さっているので湯浅の町を訪れた際には是非立ち寄って欲しいですね。

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最終更新:5/17(水) 11:39
エイ出版社