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思わず手に取りたくなる! 読書家・V6岡田准一が選ぶエンタメ [FRaU]

5/17(水) 18:01配信

講談社 JOSEISHI.NET

岡田さんといえば、演技の仕事に打ち込む一方で、常に新しい本や映画をチェックしている方でもある。そんな岡田さんがオススメするエンタメは……?

岡田さんにとって、仕事を離れ、ふとひとりになる深夜もまた「いい時間」である。「わー寝なきゃ!」と思いながら本を読み、朝を迎えてしまうこともあるという。

歴史好きとして知られる彼らしく「時間のある夜は、大作系が読みたいですね。司馬遼太郎さんの作品とか。『燃えよ剣』※1や『坂の上の雲』 は大好きな作品で何度も読んでいます」という答えが返ってきたが、 「『ゴーン・ガール』※2を深夜に読んで怖くなったりとかもします(笑)」とも。

「絵本や画集を読むこともあります。五味太郎さんが昔から好きだから 『さる・るるる』※3とかを読んだり、いろんな種類の木とか葉っぱが描いてある画集を読んだりもする。落ち込んだ時は、漫画かな。浦沢直樹さんの 『MASTERキートン』※4を読みます。『実はすごい人』っていうあの主人公に憧れるところなんですよ」。

ジャンルを問わずさまざまな本を読む岡田さんに「自由に生きる女たち」へのオススメをたずねると、『天才 勝新太郎』 の書名が出てきた。

「自由に生きていると言えば、『天才 勝新太郎』※5。天才の面白さや孤独が書いてあるし、僕個人は勝さんと一緒に仕事をしていたスタッフの方のお話を聞いていて、別の視点から見たり聞いたりした情報も持っているので、すごく面白いですね。これは女性も絶対に読んだほうがいい!」とテンションを上げておすすめしてくれた。

とても楽しそうに本の話をする岡田さんだが、実は読んだ本の感想を話すタイプではないという。

「映画の感想は言うんですよ。最近だと 『ルーム』※6という映画がとてもよかったです。まだ観てないなら、観て欲しいですね。それか海外ドラマの『刑事ジョン・ルーサー』。主人公の背負う困難が1話に対して2つとか3つとかあって、ちょっとめんどくさいことになっているのですが(笑)、それがとても勉強になる。日本だとひとつの困難で済ませてしまうことも多いので、やっぱり海外のドラマは進んでいるなと思います」

【岡田准一さんPickup! エンタメ情報】

※1『燃えよ剣』
司馬遼太郎/新潮文庫
幼い頃から喧嘩上手。しかも組織運営の才覚もあった土方歳三。やがて幕末の動乱期を新撰組副長として駆け抜ける彼の激しくも美しい生きざまを書き付けた、希代の名作。
 
※2『ゴーン・ガール』
ギリアン・フリン/小学館文庫
結婚5周年の日、ニックが帰宅すると、妻が失踪していた。しかしこれはすべて彼女が仕組んだこと……。幸せな夫婦関係が逃れられない呪縛へと変化する展開に背筋が凍る。
 
※3『さる・るるる』
五味太郎/絵本館
主人公のさるが「さる・わる」「さる・とる」といった具合に、いろんなことをする。次はなにをするのか? 言葉の連なりがワクワクを生む。大人が読んでも楽しめる絵本。
 
※4『MASTERキートン』
浦沢直樹/小学館
考古学者キートンの副業は、保険の調査員。かつてサバイバル教官をやっていた彼のもとには、次々と調査依頼が舞い込んでくる。一気読み間違いなしの探偵×冒険コミック。
 
※5『天才 勝新太郎』
春日太一/文春新書
気鋭の時代劇研究家が、俳優であり映像制作者でもあった「勝新」の実像に迫る。当時のスタッフに取材を重ね、とてつもない熱量とともに書き上げたノンフィクションは圧巻。
 
※6『ルーム』
レニー・アブラハムソン監督
7年間も「部屋」に監禁されていた親子。脱出に成功した彼らを待っていたのは、決して簡単ではない社会復帰への道。数多の映画賞を受賞した、心揺さぶられるストーリー。