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「まるで少林サッカー!」川島永嗣がフランス有力紙に絶賛されてベスト11に

5/17(水) 17:21配信

SOCCER DIGEST Web

カバーニやエムバペといった錚々たる顔ぶれと並んだ川島。

 現地時間5月16日、リーグ・アンのメスに所属する日本代表GKの川島永嗣が、エディソン・カバーニ(パリSG)やキリアン・エムバペ(モナコ)と並んで、フランス最大のスポーツ紙『レキップ』が選出する37節のベストイレブン入った。しかも採点は、滅多にお目にかかれない10点満点中の「9」で、同節では最高だった。
 
 このベストイレブンは節ごとに選定されるもので、シーズン通算で何回そこに登場したかも、「E」マークの数で示される。37節のベストイレブンには、カバーニ(採点8、E8個)、エムバペ(採点8、E7個)、マルコ・ヴェッラッティ(採点7、E7個)など錚々たる顔ぶれが並んだが、川島の登場はもちろん初。「5セーブ。シュートセーブ率83パーセント」のデータも紹介され、異彩を放った。
 
 5月14日にホームで行なわれたトゥールーズ戦でメスは、1-1の引き分けに終わったものの、そのなかで川島は好パフォーマンスを披露し、懸命に自軍ゴールを守り抜いた。
 
 試合翌日の『レキップ』紙は、「川島は華々しく煌めいた。この日本代表は、映画『少林サッカー』ばりに“カンフー・フット”な飛び出しをして、ドゥロールのボレーを右足で捌いた」と異例なほどに絶賛し、「次いでドゥロールのPKも、片手でがっちりと止めた」と紹介した。ちなみにカンフー・フットとはカンフー・キックから作った造語で、川島の動きの良さを表現するものだ。


 
 昨夏、川島は豊富な経験を買われてメスに入団。だが役回りは、フランスU-21代表にも名を連ねる若手上昇株のトマ・ディディヨンらを支える“ベテランの第3GK”という位置づけだった。そのためベンチ入りをしてもほとんど出場機会を与えられず、わずかなチャンスを実力で掴むしかなくなっていた。
 
 そしてそのチャンスが、31節のパリSGとのビッグマッチで巡ってくる。
 
 指揮官のフィリップ・ヒンシュベルガーは、チーム内に出場停止選手が多かったこともあり、格上で事実上勝利が難しいパリSGを相手に主力を疲労させるより、翌節のロリアン戦に全力を傾けようと決断。リザーブ中心のチーム構成となり、そこに川島が食い込んだ。
 
 ついにやってきたリーグ・アンのデビュー戦。日本代表守護神は、このビッグチャンスを逃すことはなかった。試合には惜しくも2-3で敗れたが、チームは天下のパリSGを追い詰め、川島は落ち着いたプレーでそれに貢献した。

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最終更新:5/17(水) 18:17
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