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老けて見える? 姿勢の崩れはストレッチで正そう!

5/18(木) 8:00配信

BEST TIMES

通勤電車に揺られながら、最近疲れがたまっているな~とボヤくサラリーマンの方必見。疲れの原因はお尻の固さにあるのです。それを解消する最も効果的な方法はストレッチ。先ごろ『お尻をほぐせば「疲れ」はとれる』(ベスト新書)を上梓。「Tarzan」でもお馴染み、坂詰真二トレーナーに語っていただいた。

ストレッチで正しい姿勢を維持する

 残念ながら人の外見は加齢とともに変化します。
 シワが増えたり皮膚に張りがなくなったり、白髪が増えたり頭髪が薄くなったり、視力や聴力が落ちたり。これらの変化はある意味仕方がないものですが、体型や姿勢の変化は自分の意志と正しい努力次第で食い止めることができます。
 一般的には加齢とともに背中は丸くなって骨盤は後傾し、膝が曲がっていきます。これは背骨を構成する椎体という骨がつぶれていくことが発端です。若い頃から背中を丸めていると椎体に対してより強いストレスが加わり、骨は早期につぶれて姿勢は崩れていきます。
 高倉健さんが83歳で亡くなる直前に主演された映画を拝見しましたが、背すじがビシッと伸びていて、とても80を超えた方のそれとは思えない若々しい姿勢でした。聞くところによれば高倉さんは日ごろから立っても座っても背すじをしっかり伸ばしていて、乗馬やライフルなどの趣味で体を動かしていたとのこと。
 ストレッチを続けて、首、胸、お腹、お尻など固くなりがちな筋肉をほぐして正しい姿勢を維持すれば、いつまでも若々しい外見を演出することができます。

猫背だけじゃない老け姿勢

 老けて見える姿勢は猫背だけではありません。つま先を外側に向け、膝が外側に張り出したO脚も同様です。ご高齢者に目を向けて頂けると一目瞭然ですが、男女問わず大部分の方はO脚で立ち、歩いています。
 男性の大半は、自分を大きく見せようとして若い頃からつま先と膝を外側に開いた状態で座り、立ち、歩く傾向があります。これを続けると、お尻の横にあって脚を外に開く中殿筋と、お尻の中にあって股関節を外側に捻る筋肉、深層外旋六筋が固くなっていきます。
 若い頃は意識してつま先を正面に向けるとともにお尻のストレッチを継続すれば治るいわば仮性のO脚ですが、長期間この姿勢を続けていると膝の骨などが変形し、真性のO脚にと変わってしまいます。取り返しがつかなくなる前に、早期にお尻のストレッチをするべきです。
 老けて見えるもう一つの姿勢はゆがみです。
 ご高齢者を見ると首が一方に傾いたり、一方の肩が下がっていたり、骨盤が左右に傾いていたりしますが、これもまた高齢者になって急に起こるものではありません。左右非対称な姿勢を長期間継続することによって起こる左右の柔軟性のアンバランスが最大の原因です。
 例えば椅子に座っているときに左ひじをついていると、上体が左に傾いて左の腹筋群や背筋群が固くなり、やがて立っていても歩いていても上体が傾くようになります。放置すればやはり骨の変形が起きて取り返しがつかなくなります。
 普段から正しい姿勢を意識するとともに、ストレッチ実施時に左右で固く感じる方を倍の時間行うことで、その差は徐々に縮んでいき、体の歪みは解消します。

〈『お尻をほぐせば「疲れ」はとれる』 (ベスト新書)より構成〉

文/坂詰 真二

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