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小川航基、岩崎悠人、田川亨介、久保建英。U─20代表のFWは戦える

5/18(木) 8:00配信

webスポルティーバ

 5月20日に幕を開けるU─20ワールドカップ。日本は5大会ぶりの出場となる。過去のU─20代表と比較して”突出した世代”とは言えないが、少なくともFWの顔ぶれは悪くはない。

【写真】こっちの代表FWは戦える? 名将による選手評>>

「ストライカー不足」

 日本サッカー界で長く叫ばれ続けてきた中、可能性のある4人のFWが揃った。小川航基(ジュビロ磐田)、岩崎悠人(京都サンガ)、田川亨介(サガン鳥栖)、そして15歳の飛び級で入った久保建英(FC東京U-18)。それぞれ持ち味が違い、期待感は高まる。

 U─20W杯の調整試合になった、5月15日の北中米カリブ海代表ホンジュラス戦は、3─2と勝利を収めている。

「ニアが空いているイメージがあったので、走り込もうと思っていました。FWはゴールを決めることで自信になります。自分のゴールでチームを勝利に導きたいと思っています」

 CKからヘディングで先制点を決めた小川は語っている。相手はゾーンディフェンスだったが、ニアのケアが怠慢で、小川はそこを見逃さなかった。ストライカーの嗅覚と言えるだろう。

 はたして、新世代を代表するFW陣は日本サッカーを牽引する存在になれるのか? U─20W杯はその試金石になる。

 大会に向け、FWは2トップが有力だが、ホンジュラス戦も先発した小川が中心になるだろう。小川は高さ、強さのある選手で、ボールを呼び込める。その点で同年代のFWの中では抜きん出ている。

「(どんなときも)いつも通りにやれるのが自分の強み。緊張して硬くなった、という記憶がないです。U─20W杯の初戦はみんな硬くなるかもしれないけど、自分のゴールで落ち着かせたい」

 小川は実にふてぶてしい。ゴールゲッターとして腹が据わっている。アジアを勝ち抜いた自信が拠り所になっているのか。スペイン語圏ではVANIDAD(うぬぼれ)をストライカーの資質とするが、小川はVANIDADが横溢(おういつ)した選手だ。

 うぬぼれによって、殻を破れるか。

 それに対して、岩崎はより洗練された技術を見せるFWだろう。例えばマークを外すなど予備動作のディテールに優れる。ボールを受けたときのスキルも高く、緩急の変化を使い、崩し、突破もできる。

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