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BuzzFeed、12名の特命チームで本格「eコマース」へ参入:「あらゆる戦略を試す」

5/19(金) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

多くのパブリッシャーにとって、eコマースへ手を広げるというと、アフィリエイトリンクをコンテンツ上に散らばめることを意味している。しかし、BuzzFeedのそれはひと味違った。Facebookに書き込まれたコメントからアイデアを得て、2日以内にそれをプロダクトとしてまとめ、1週間以内に何千個も配送出来る状態にすることを意味する。

上述したのは特例中の特例(詳しくは後述する)だが、BuzzFeedはeコマースで何らかの法則を見極めたようだ。6カ月前、のちにプロダクト・ラブス(Product Labs)として運営される会社を買収したあと、BuzzFeedはそこのチームのスタッフ数を12名ほどに倍増。ベストセラーの料理本をリリースし、人気テレビ番組「トゥデイ(Today)」とパートナーシップを組み、Facebookのオーディエンスデータを活用して、次々とプロダクトを開発してきた。
「あらゆる戦略を試す」

「あらゆる戦略を試す」

最初はいくつかのキャンドルからはじまった「ホームシック(Homesick)」シリーズも、いまでは55種類のキャンドル、オイル、まな板と、種類を増やしており、急成長のブランドになっている。BuzzFeedのプロダクト・ラブスのトップであるベン・カウフマン氏は、「基本的に我々はあらゆる戦略を試す」と述べる。

eコマースに手を出すパブリッシャーは多い。しかし、アフィリエイトリンクやリードジェネレーション(見込み客獲得)広告以上の事業へと展開するパブリッシャーは少ないだろう。BuzzFeedもBuzzFeed Marketsと呼ばれるアフィリエイトビジネスを展開している。しかし、カウフマン氏がやって来てから、実際にプロダクトを製造し、販売し、配送するという複雑かつリスクを伴う分野へと参入しているのだ。

もちろん、全行程は可能な限り、効率的なプロセスが追求されているようだ。この6カ月のあいだにもBuzzFeedは、倉庫マネジメント、決算テクノロジー、そして顧客獲得に関する専門家を次々に雇っている。これはアフィリエイトの領域を遥かに超えている。パブリッシャーたちが取り組むeコマースの典型からは、大きくかけ離れているのだ。

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