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ケンブリッジVSサニブラウンに待った セイコーGP、専門家が注目する第3の「新星」

5/20(土) 19:33配信

THE ANSWER

21日のセイコーGP男子100m、専門家は「下剋上」と大学3年生・多田修平に期待

 陸上のセイコーゴールデングランプリが21日、等々力陸上競技場が行われる。最大の注目は男子100メートル。ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、サニブラウン・ハキーム(東京陸協)が出場するレースの見所はどこにあるのか。専門家は、短距離界の勢力図を塗り替える「下剋上」にあると話し、さらに新星のブレイクに期待を込めた。

【画像】リオ五輪に出場した日本人イケメンアスリート

 04年のアテネ五輪金メダルのジャスティン・ガトリン(米国)ら海外の招待選手も参戦するレース。日本勢は山縣亮太(セイコーホールディングス)が右足首痛により無念の欠場となったが、注目すべきポイントは多い。自己ベストが10秒10のケンブリッジ、10秒18のサニブラウンが出場。なかでも「サニブラウン選手に期待しています」と話したのは、200メートルハードルアジア最高記録保持者の秋本真吾氏だ。

「個人的には彼が一番早く9秒台を出すのではないかと思っていた」という秋本氏は、前回13日のダイヤモンドリーグ上海大会の走りに着目した。10秒22で5着、10秒19で4着だったケンブリッジには及ばなかったが「走りがすごく良くなっていたし、改良されていた」と分析。その上で18歳の雪辱に期待する。

「去年、リオデジャネイロ五輪の4×100メートルリレーで銀メダルを獲って、みんなが凄いと注目している中で怪我で昨シーズンを棒に振った若手のサニブラウン選手が大きく成長して復活してきた。上海でもケンブリッジ選手にあそこまで迫ると思わなかった。実際、80メートルくらいまではサニブラウン選手が勝っていたように見えた。今回ケンブリッジ選手にどれだけ迫れるか。そこに注目したい。」

 今年から大学生となったばかりの若手が五輪メダリストを打ち負かすことができるのか。今後の短距離戦線を占う上でもターニングポイントとなるかもしれない。

元五輪ランナーは「2人の後半の走り」に注目…それぞれの課題は?

 一方、「注目ポイントは2人の後半の走り」と話したのは、アテネ五輪4×400メートルリレー日本代表の伊藤友広氏だ。

「これまでを見ても、前回の上海を見ても、スタートが2人とも良くなってきている。サニブラウン選手は上海では前半リードしていい感じで走っているように見えた。だけど、80メートルくらいから上体が一気に立って、(重心が)後ろに乗っかっているような走りになった。そこから減速が顕著になり周りの選手に行かれた。今回は後半の走りをいかにまとめるか」

 このようにサニブラウンについて指摘。ケンブリッジの課題についてはこう話す。

「上半身と下半身のタイミング。短距離では足を着いた時、どのタイミングで腕を振っていくかというのが重要になる。ケンブリッジ選手は、前半はうまくタイミングが合っているけど、後半になるにしたがって、タイミングがずれていくように見える。タイミング良く勢いを与えないといけない。上海も大きく外れている訳ではなかったけど、まだ修正できると感じた。今季のベストが状況によっては出ると思います」

 今季のベストタイムはケンブリッジが10秒19、サニブラウンが10秒18。走りを修正出来ていればそれを上回り、10秒1台の決着もあるとみている。

 さらに、伊藤氏は「台風の目」になりうる第3の男に期待を寄せた。

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最終更新:5/20(土) 21:41
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