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ボルドー、ブルゴーニュなど フランスワイン産地の特徴とは

5/21(日) 16:00配信

NEWS ポストセブン

“わかりやすくおいしい”ワインとは、果実味がはっきりしている、ほどよく甘いといったように、誰もが簡単に感じることができるおいしさのこと。

 それは「新世界」(アメリカ、オーストラリア、日本などヨーロッパ以外の国)の、単一ぶどう品種のワインに多く、価格もリーズナブル(小売価格2000円未満)だ。一方の「旧世界」はフランスやイタリアのワインを指す。

 しかし、新世界のワインだけを飲み続け、高級なフランスワインなど、複雑で繊細な「旧世界」のワインを知らないままでいるのはもったいない。

 ワインが好きになり飲み続けていると、たいていの人がフランスワインへと行き着くものだ。ベストセラー『図解ワイン一年生』の著者であるソムリエの小久保尊氏がいう。

「誤解を恐れずにいえば、世界のすべてのワインは、フランスのどこかの地域のマネといってもいいくらいです」

 だから、フランスワインを知っておけば、世界のワインがなんとなくわかった気になれる。そこで、フランスの主な産地のワインの特徴を挙げる。

【ボルドー】
 重厚なだけでなく、優雅で複雑な味わいの長期熟成ワインの名産地。もしボルドーが気に入ったら、次はボルドーの中のメドック地区のワインを試してみよう。「シャトー・ラトゥール」「シャトー・マルゴー」などの世界的に有名な五大シャトーがあるのもメドック地区。

【ブルゴーニュ】
 ワイン産地の頂点のひとつ。ただし、安くはないので、2000円以下のブルゴーニュ産は、味ははずれの可能性が高いので要注意。多くの日本人が知っている「ボージョレ・ヌーボー」はブルゴーニュのボージョレ地区で造られる。

【シャンパーニュ】
 いわゆる「シャンパン」の産地。スパークリングワインは他にも、スペインのカヴァやイタリアのスプマンテなどがあるが、シャンパーニュ地方以外のものはシャンパンと名乗れない。ぶどう品種や熟成期間が厳格に決められている。

【コート・デュ・ローヌ】
 この地方のワインはボルドーやブルゴーニュのように明確な味の傾向があるのではなく、幅広い味で値段も安め。だから「ローヌだから飲もう」というよりは、好きな品種、あるいは銘柄があるからローヌのワインを選ぶということが多い。

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