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ワシントン・ポスト、アドテク業者を「大幅に」リストラ:広告表示の効率化のため

5/21(日) 7:13配信

DIGIDAY[日本版]

広告主が使って欲しいというベンダーをパブリッシャーが断るのは難しい。しかし、広告の表示をスピードアップさせるため、ワシントン・ポスト(The Washington Post)はベンダーの使い方を再考しなければならなかった。

ワシントン・ポストは自社の広告プロダクトを作り上げるなかで、これまで使ってきた広告サーバー、広告ビルダー、ネイティブ広告やビデオベンダーのいくつかを切り捨てた。

「我々のパートナーのところに出向いて、『物事はこれくらいのスピードで実行されないといけない。もしもこの速さを達成することができないのであれば、サイトに載せることはできない』と説明する。我々が現在使っているベンダーたちは(その会話を受けて)彼らのエンジニアチームのところに戻り、どうやってローディングを早くさせるか解決したところになっている。より早いソリューションを開発して戻ってこれなかったベンダーたちは、我々はもう使っていない」と語るのは、ワシントン・ポストの広告プロダクトテクノロジー部門の責任者ジャロッド・ディッカー氏だ。

依存度を下げられた理由

ワシントン・ポストはどのベンダーを切り捨てたか、現在どれだけの数のベンダーを使っているかについては明らかにしていない。しかし、ディッカー氏によると、昨年1年間でベンダーへの依存度を「大幅に」削減したとのことだ。

ベンダーの依存度を減らすことができたのには理由がある。サードパーティの代わりに、拡大を続ける自社のプロダクト開発チームがプロダクトを内製しているのだ。昨年だけでも、チーム編成は3人から10人へと拡大され、制作したプロダクトは約110社にライセンス提供された。そのなかには、トロンク(Tronc)といったパブリッシャーも含まれている。

だからといってベンダーをすべて切り捨てることはできない。必要とされるスケールで広告主を入れ込むには、エクスチェンジやプログラマティックのプラットフォームが必要だからだ。そしてまた、クライアントである広告主も、自分たちが好きなベンダーを使うというオプションがあることを希望する。

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