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Facebookのリーチが大幅減少、警戒強めるパブリッシャー

5/21(日) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

Facebookの苦悩が続いている。Facebookのリーチの減少について調査したMedium(ミディアム)への投稿記事が、パブリッシャーに警鐘を鳴らしているのだ。

投稿者は、米紙シカゴ・トリビューン(The Chicago Tribune)のデジタルニュース担当副編集長カート・ゲスラー氏。1月以降、ファン層が拡大したのにも関わらず、Facebook投稿のリーチが大幅に減少したという。

これをキッカケに、同様にリーチが減少しているという声がソーシャルメディアで上がった。以下が、そんなパブリッシャーから嘆きの声だ。

シカゴ・トリビューンでは、Facebookでの投稿のリーチに、微妙だが重大な変化が見られる。ほかにも同じ状態の人いる? http://bit.ly/2pxparQ



@kurtgessler 私にもいささか身近な現象だ。君だけじゃない。

@kurtgessler がデータをうまく処理してくれた。 twitter.com/tylrfishr/stat…

 

これはすごいね、@kurtgessler ―まだ数字をデータ処理してないけど、Facebookのリーチが低下しているのは確かだ。それに、我々はFacebookのインスタント記事を利用している。

 

Facebookによるニュースフィードのアルゴリズム変更は、長年に渡って、パブリッシング業界を一喜一憂させてきた。だが、米紙ボストン・グローブ(The Boston Globe)のオーディエンスエンゲージメント担当ディレクターであるマット・カロリアン氏は、次のように述べている。「3月はおそらく、この1年ほどのあいだでリーチが最悪だった。ほかの誰もが同じ状態なのは、いささか問題だ」。

「最初の頃よりも悪い状態」

宗教ニュースサイト、リリージョン・ニュース・サービス(Religion News Service)のソーシャルメディア担当編集者であるエイシャ・カーン氏も、Facebookのリーチが減少してきたと述べている。

「夏にリーチが急増し、賛否の分かれる大きな投稿でリーチが152万5000人に到達しはじめた。政治的な投稿だけでなく、あらゆるインタビューもそうだった。大きな反応を得る可能性があったものは何でも、大反響だった。だが、その後気がつくと、そうした動きが止まり、1月までには消えていた。いまは、最初の頃よりも悪い状況だ」。

そうした変化は、リリージョン・ニュース・サービスが、ライブ動画などの動画や写真、Facebookが推奨する投稿を増やしても起きた。だが、カーン氏によると、同サイトは、ライブ動画などの動画を全般的にもっと定期的に公開する計画で、まだ努力をしているという。

投稿が獲得するリーチ数には、投稿頻度やテーマ、Facebookが推進している手段など、多くの要因が絡むので、リーチ減少に関する意見はさまざまだった。リーチ減少はシカゴ特有の現象だという意見もあったが、ほかの市場のパブリッシャーも同じ傾向を報告していた。

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