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地域に貢献する人は幸福度が高いのか

5/22(月) 17:30配信

政治山

本連載では、PB地方創生幸福度調査検討委員会(事務局 パイプドビッツ パイプド総研)による全国2万人の地方創生幸福度調査結果の紹介や、委員会の有識者との対談など、「地方創生」と「幸福度」の関係性を読み解いていきます。第2回は、「地域貢献と幸福度」をテーマに、地域貢献意欲および世代間による幸福度の差について検証していきます。

地域に貢献する人は幸福度が高いのか~地域貢献意欲と幸福度~

 本調査では「地域や社会に役立つ自分の存在を感じられることが、自身が今後より幸せに暮らしていくために重要であるか?」という質問項目があり、この項目への回答を基に、地域貢献意欲と幸福度との関係について検証しました(図1)。

 その結果、自身が今後より幸せに暮らしていくために「地域や社会に役立つ自分の存在を感じられること(地域貢献)が重要である」と回答した方(地域貢献意欲のある方)の幸福度が7.19であり、重要でないと回答した方よりも幸福度が高いことが示されました。

男女の幸福度は地域貢献意欲で違うのか~地域貢献意欲と幸福度×性差~

 次に、図1で示した地域貢献意欲による幸福度の差が、性別によって違いがあるのか検証するため、地域貢献意欲による幸福度について男女別で分けて集計しました(図2)。

 その結果、男女ともに「地域貢献が重要である」と感じている方の幸福度が高いことが示されました。また、地域貢献意欲がある方の男女差(0.11)と比べ、地域貢献意欲のない方の男女差(0.44)が大きいことが示されました。

地域貢献を重視しない男女の幸福度は地域間で違いがあるのか~地域貢献意欲と男女の幸福度×地域差~

 図2において、幸福度が低く男女の差が大きかった「地域貢献が重要でない」と回答したグループについて、さらに地域間(三大都市圏と地方)で分けて幸福度の平均値を算出しました(図3)。

 その結果、三大都市圏の方の男女差が地方の男女差よりも大きいことが示されました。

世代間の幸福度は地域貢献意欲で違いがあるのか~地域貢献意欲と幸福度×世代間~

 これまでは、地域貢献意欲による幸福度について、男女別に分けて検証してきました。ここからは、年代別に分け、地域貢献意欲による幸福度が世代間で違うのか、についてみていきます。

 図4は年代別に幸福度の平均値を算出したグラフ、および地域貢献意欲によって分けたグラフの計3本のグラフを作成したものです。

 まずは、世代間で幸福度を比較すると、図4のすべてのグラフについて、年代が上がるほど幸福度が高くなっていることが示されています。次に年代別に地域貢献意欲による幸福度の差についてみてみると、20代の幸福度の差が大きく、60代以上で小さくなっていることが示されています。

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最終更新:5/22(月) 17:30
政治山

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