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キャサリン妃の妹ピッパ着用のウェディングドレスについて解説!

5/22(月) 17:12配信

VOGUE JAPAN

アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)、ジェニー・パッカム(JENNY PACKHAM)、エミリア・ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)など、ピッパ・ミドルトンのウェディングドレスを手がけるブランドについては予てから様々な憶測が飛び交っていた。あのヴィクトリア・ベッカムもデザインしたい! と熱望していたとされていたが、最終的に彼女が選んだのは意外にもエッジのきいたデザインで知られるジャイルズ ディーコン(GILES DEACON)だった。

ジャイルズ(GILES)2016-17年秋冬オートクチュールコレクション。

ジャイルズ・ディーコンによる、上品と奇抜の絶妙なさじ加減。

エッジィなデザイナーが生み出した、トラディショナルなドレス。ピッパ・ミドルトンはイギリスの高級ドレスデザイナーであるジャイルズ・ディーコンのドレスを、ジェームズ・マシューズとの結婚式にて着用した。何が意外だったかって? それは、派手なデザインで知られるディーコンが、美しく、オールドスクールでクラシック、そして上品なドレスを作ったということだ。

ディーコンの名は、彼が数ヶ月前からケンジントンにあるミドルトン家の邸宅を訪れる姿がキャッチされてから、噂になっていた。世間の注目を浴びる実験的な彼のデザインは悪趣味とすれすれであることから、彼はミドルトンのブライズメイドのドレスをデザインしているのだと意地悪く推測する者もいた。しかし、ディーコンは威厳がありながらも堅過ぎず、上品でありながらも型にはまりきらないエレガントなドレスを生み出してみせた。

将来のイギリス女王の妹にしては、そのデザインはややコンサバすぎて、礼儀正しすぎる部分があるように思える。手作業で縫われたレースを使って作られたドレスは、シームレスな細身のボディが特徴で、小さなパールがほどこされている。

しかし、ディーコンの本領は、伝統的な要素をアレンジする点だ。ハイネックによってドレスに意外性が生まれ、キャップドスリーブには現代的なエッジが効いている。ぴったりとしたウェスト部分からチュールのトレーンへと広がるラインは、ルキノ・ヴィスコンティによる映画『山猫』(63)の舞踏会のシーンでクラウディア・カルディナーレが着用したドレスからインスパイアされたという。

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最終更新:5/22(月) 18:00
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