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Appleの新カメラアプリ「Clips」、マーケターらは興味津々:インスタ&スナチャに続く第三極か?

5/22(月) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

インスタグラムとSnapchat(スナップチャット)の争いが続くなか、3番手が少しずつ、その存在感を増している。それはAppleのクリエイティブ写真アプリ「クリップス(Clips)」だ。

1カ月ほど前にローンチされたばかりのクリップスはビデオ、画像、音楽を組み合わせることでソーシャルビデオを簡単に制作できるようになっている。「iMessage(アイメッセージ)」だけでなく、あらゆるSNSともシームレスに共有することも可能だ。

ユーザーはフィルター、タイトル、スタンプ機能なども利用できる。と、ここまで聞けばお分かりだろう。こういった機能は、すでにほかのプラットフォームに存在している。フィルターはSnapchatでも利用でき、テキストや絵文字をレイヤーとして載せることはSnapchatやインスタグラムでも楽しめる。

ブランドがクリップスに飛びついて、ソーシャルビデオを作りはじめるのも時間の問題だろうと、エージェンシーのエグゼクティブたちは見ている。音声だけを使ってアニメーションキャプションを作成できるなど、ブランドにとって魅力的な機能がいくつかあるからだ。

クリップスはすでに100万ダウンロードを達成。インスタグラムといったビジュアルプラットフォーム上に、専用のハッシュタグも存在している。

AppleのiMessage戦略

メディアソシエイツ(Mediassociates)のマーケティング/コンテンツ部門シニア・バイスプレジデントであるベン・カンズ氏は「Appleがハードウェアからソフトウェアにシフトしようとしているなかで、長期的なマイクロモーメントがいま起きている。Appleはこれまでソフトウェアは苦手だったが、iPhoneがコモディティ化し、改善することがなければ彼らのビジネスは崩壊すると気づいている」。

Appleは去年から競合他社のソーシャルやメッセージアプリからユーザーを奪おうとする動きを見せてきた。クリップスは、もっとも最近の彼らのそうした施策のひとつとなる。

メッセージアプリ界隈を独占すべく狙いを定めたAppleは昨年9月、iOS10のローンチ以来最大規模のアップデートを行った。その際に、スタンプやフォント、そして専用のアプリストアを含め、メッセージ関連の新機能が追加された。

米エージェンシー、KBSのSNSマーケティングスタジオ、アテンション(Attention))の社長であるトム・ブオンテンポ氏はいう。「iMessageを通じてAppleは、常に巨大なオーディエンスを抱えてきた。しかし、ユーザー体験を十分に高めることをしたり、オーディエンスの意識を捉えるような感情に訴える戦略は行ってこなかった。今回の動きは、Appleがほかのプラットフォームからオーディエンスの時間と意識をさらに奪おうとする試みを示している」。

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